緊急事態宣言が5/27に全国解除されてから、東京都の新型コロナウイルスの感染者数は一桁になったことがありません。
そんな中、終日テレワークで対応している企業や、出勤数を減らしているが元々の出勤分の給料がもらえるホワイト企業があるというお話。
海外ではリモートワーク・在宅ワークを主流化させようという動きもあるようです。
他社の柔軟な対応を聞くと
「自分の会社は…」と考える人も少なくはないと思います。
- テレワークが導入されない
- 捺印のために出社しなければならない
- そもそも自粛ができない職業
そんな職場に嫌気がさし、転職を考える人もいるのではないでしょうか?
でも、コロナで就職なども滞っている中で、転職なんてできるのか心配ですよね。
- そもそも求人はあるの?
- 転職しないほうがいい人は?
- 転職した方がいい人は?
今回は上記の転職についてお話ししていきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響
2020年7月に入りましたが、東京の感染者数は増える一方。
そして、感染は近隣県にまで広がってきています。
- 満員電車で仕事に行きたくない
- せっかくテレワークになったのに解除された
- ハンコ捺印のために出社しなければならない
など、コロナとの共存を前提に動いている為、様々な意見があることでしょう。
以前から問題視されている満員電車は、新型コロナウイルス流行前とほぼ同等まで人が増えている気がします。
3月ごろは、「梅雨の時期や夏季になれば収束する可能性もある」と予想されていました。
しかし、年中常夏の国インドやマレーシアなどでも感染拡大している状況下のため、日本でも収束されない可能性も十二分にあるかとおもいます。
このまま秋冬に向けて第二波、第三波が予想される中、転職は望ましい事なのか。
次で詳しくお話します。
そもそも求人はあるの?
今転職を考える人でまず心配なのは《そもそも求人があるのか》ではないでしょうか?
まず、新型コロナが流行する中でも、社員を募集している企業様は意外とたくさんあります。
ただ、お仕事を探している方に全ての企業様を紹介できるわけではありません。
企業様によって希望する従業員条件が異なります。
そのため、極端な話、100社紹介できる人もいれば、1社も紹介できない人が存在します。
なので、何件くらい紹介できるの?と言う質問には人によるため答え難いのが現状です。
そして、もちろん経営難により、新規社員や中途採用をの募集を減らしている企業様があるのも事実です。
求人が減っている業界
新型コロナウイルスで求人が目立って減っている業界は以下の業界です。
- 飲食
- 冠婚葬祭
- 旅行・レジャー
外食を控える、祝い事もソーシャルディスタンスの確保が必須、県をまたぐ移動の自粛強化などの影響から、上記の業界は求人が減っている傾向にあります。
すべてというわけではありませんが、上記に就職・転職を考えている方は、今は非常に厳しい状況と言えます。
中には「他社が求人を出していないのはチャンス!」ととらえて積極的に募集している企業もありますが、ボーナスなどは大きな企業でない限り、期待はできないでしょう。
今後経済が復興していけば求人数は回復する可能性がありますが、今現在で上記業界への就職・転職はかなり難易度が高いので、しっかり準備をして取り組む必要があります。
求人が増えている業界
求人が増えている業界
新型コロナウイルスが流行する中でも求人が増えている業界は以下の業界です。
- IT
- EC・運送
- メディカル
テレワークの関係でITに詳しい人材を増やしたい、急激なネット注文の増加、今後ひっ迫することも予想されるメディカル業界の人材が必要、などのことから上記の求人が増えている傾向にあります。
ITに関しては、積極的に「テレワーク・在宅ワーク・WEB面接」ができる強みを生かして募集している企業が多くあります。
以前よりITに力を入れていた企業では積極的に求人を募集しているようですが、中小企業など、まだまだテレワークが導入できていない企業も多くあるようです。
緊急事態宣言中はテレワークになったが、解除されたとたんに通勤に代わったという企業があるのも事実です。
ITだからと言ってすべてが在宅となるわけではないので、事前にITの中でもどのような職種なのかを事前にしっかり調べる、もしくは面接などで確認する必要があるでしょう。
今転職活動しないほうがいい人は?
- テレワークがないにしても保証がある会社に勤めている人
- 大手企業に勤めているが専門スキルを持っていない人
- 経済的な不安がある人
上記の人は、現時点でも就職・転職はあまりお勧めできません。
保証がある会社に勤めているのであれば、わざわざリスクを伴う必要はないでしょう。
そして、専門スキルを持っていない人。
中途採用を応募する企業様の多くは、即戦力を期待しているところが多くあります。
ノースキルでマネジメント経験もない方だと、求職者が多い中で選ばれる可能性は低くなるでしょう。
中には、他社の色のついていない「未経験者」を好んで採用する企業様もいます。
成功率が0%ということはないですが、未経験やノースキルである場合は、今の状況では難しいことを事前に心にとめたうえでチャレンジしてください。
また、経済的に不安がある人も今すぐの転職はあまりお勧めできません。
内定が決まっても、コロナの状況を見て内定を取り消す企業もいるくらいです。
今が安定している状況なのであれば、もう少し経済が落ち着いてからチャレンジしてもいいのではないかと思います。
そして、上記の3つの理由で共通して言えることは、どうしても今転職を考えるのであれば、事前に転職先を決めてから辞めることを強くお勧めします。
ただ、保障以外の希望条件で自身の体調を脅かす可能性がある出らば、話は別です。
体を壊してしまっては元も子もありません。
うつ病の兆候など、身の危険を感じるようであれば早期退職・転職を考えたほうがいいのではないでしょうか。
今転職活動した方がいい人は?
- 実力・スキルがあるのに認めてもらえていない人
- 今いる会社の経済状況が不安定な人
- 我慢ができないほどのストレスを抱えている人
上記のような人は、早めの転職をお勧めします。
実力があるのであれば、一つの会社にしがみつく必要はありません。
なんなら、これまでの経験を生かして、さらにステップアップ、年収アップもできるのではないでしょうか。
コロナ禍とは言っても、求人はありますので、どん欲に行動を起こしてもいいと思います。
そして、会社の経済状況が不安定な人も転職を考えることをお勧めします。
会社が倒産してしまった場合、急に収入が途絶えてしまう、給料が即座に支払われる保証がないことから、いつでも動ける準備をしておくのが得策です。
仮に、転職活動中に今の会社が復興して安定し、会社に残りたいのであれば、転職を辞退することももちろん可能です。
様々な転職サイトがありますが、ほとんどが無料で利用できるので、デメリットになることはないでしょう。
今務めている会社にばれないように活動することも可能なので行動あるのみです。
そして、我慢ができないほどのストレスを抱えている人、会社へのストレスにより自身の体調を脅かす可能性がある人もすぐに転職を考えたほうがいいでしょう。
体を壊してしまっては元も子もありません。
うつ病の兆候など、身の危険を感じるようであれば、すぐに行動が必要だと思います。
うつ病や潰瘍性の疾患は一度発症すると、何度も繰り返し発症しやすく、そして回復にもとても時間が買ってしまいます。
時間は無限ではなく有限なので、自分を守るためにも行動を起こしてみてください。
まとめ
Q:そもそも求人はあるの?
あります。
ただ、あなたの持つスキルや経験、希望によって、また、企業の求める人材によっては今すぐに転職できるかは異なってくるでしょう。
Q:転職しないほうがいい人は?
- テレワークがないにしても保証がある会社に勤めている人
- 大手企業に勤めているが専門スキルを持っていない人
- 経済的な不安がある人
上記の人は転職をお勧めしません。
今転職を考えるのであれば、事前に転職先を決めてから辞めることを強くお勧めします。
Q:転職した方がいい人は?
- 実力・スキルがあるのに認めてもらえていない人
- 今いる会社の経済状況が不安定な人
- 我慢ができないほどのストレスを抱えている人
上記の人は転職を考えることをお勧めします。
時間は無限ではなく有限なので、自分を守るためにも行動を起こしてみてください。
今回はコロナ禍での転職について、お話してみました。
人はそれぞれ考え方や性格が違い、会社との相性もあると思います。
私の経験もまだまだなので、一概にこれがすべてとは断言できませんが、転職で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
またお越しください。
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※新型コロナウイルスの情報は厚生労働省のHPと内閣官房ホームページを参考に作成しています。
※COVID-19 に関する最新の情報は内閣官房ホームページをご参照ください。
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