【チーズはどこへ消えた解説要約】変化をしなければいけない!現状維持の先に待っているのは破滅のみ!

こんにちは、クジです。

 

私がyoutubeにあげている動画を、ブログにまとめました。

もし文字を読むのがめんどうでしたら、動画版をご覧ください♪

 

今回は、スペンサージョンソンが書いた「チーズはどこへ消えた?」を要約します。

日本で400万部、全世界で2800万部を突破した大ベストセラー。

また、アップルやベンツなど世界のトップ企業が社員教育に採用したことで有名です。

こちらは、ストーリー仕立ての著書となります。

 

最初に物語を簡単にまとめ、そしてこの本から学べる人生の教訓を要約していきます。

この本から学べることはこちら。

  • すぐに行動し、変化を意識しよう
  • 恐怖は考えない
  • 本当に欲しいものは恐怖の先にある

 

 

まず物語がわかりやすくなるように、頻繁に登場する「チーズ」と「迷路」について説明します。

チーズはつぎのようなものです。

  • 仕事
  • 恋人
  • 家族
  • お金
  • 健康
  • 成功

私たちが人生で求めるものですね。

今より幸せになることなどを指します。

 

そして迷路は、次のようなものを意味しています。

  • 会社
  • 家庭
  • 地域
  • 社会

求めるものがある場所のことです。

まさに人生そのものですね。

登場人物

チーズはどこへ消えた?の登場人物の紹介です。

次の4人です。

  • 2匹のネズミ→スニッフとスカリー
  • 2人の小人→ヘムとホー

 

彼らは、それぞれ特徴をもっており、2匹のねずみはつぎのような性格をしています。

  • あまり頭がよくない
  • しかし、鼻がよく細かい変化に気づく
  • そして緻密に分析するよりも、即行動する

 

対して2人の小人ヘムとホーは、つぎのような性格です。

  • もの事を考えこみ変化に躊躇する
  • とても慎重派
  • ヘムは変化を認めない
  • ホーは生きていくために変化を受け入れようとする

 

そんなホーというキャラクターがこの物語の主人公的存在です。

2匹のネズミと2人の小人は迷路の中でチーズを探しながら暮らしています。

毎日朝早くから夜まで迷路をへとへとになるぐらいチーズを探し回っています。

物語の要約

それでは物語の内容を見ていきましょう。

 

ある日迷路の中で、2匹のネズミと2人の小人のヘムとホーは、チーズステーションCとよばれる場所を見つける。

ここは、大量にチーズが山のようおいてあります。

彼らは大喜びします。

小人2人はすっかり安心して、チーズがあるのは当然のこととおもいます。

快適な生活をたのしみ、現状に満足しているのです。

当然のことながら、徐々にチーズはへっていきます。

一方2匹のねずみは、つねに周囲の匂いをかぎ、どこかに変化がないかを確認していました。そんな状況がつづいたある日、ついにチーズはなくなってしまいます。

2匹のネズミは、うろたえることはありませんでした。

毎日チーズステーションCのチーズは食べながら、慢心せずチーズの状況をチェックし続けていたからです。

 

前々からチーズの量は微妙にへり続けていたので、これは近いうちになくなってしまうだろうと気づいてたのです。

「チーズなくなっちゃったね。次のチーズを探しに行こうか。」

「うん、そうだね!」

まるでチーズがなくなることが分かっていたかのように、すぐ新しいチーズを探しに迷路に向かいます。

なくなったチーズのことを深く考えることをしませんでした。

 

対して、小人の2人は、

「チーズはどこへ消えた!?」

「やばい!これからどうしよう!?」

嘆き、うろたえ、落胆というネガティブそのものです。

「チーズはどこへ消えたんだ」と怒りはじめ、今後どうすればいいか途方にくれます。

 

小人の2人は、新しいチーズを探しにいきません。

チーズステーションCのチーズは、本当になくなったのかと何の意味もない原因究明をはじめたのです。

当然ですが、シンプルに自分たちが食べたからチーズがなくなっただけです。

ただそれだけなんです。

考え悩んだ挙句、

「待っていれば、チーズは返ってくるよね」と意味不明な根拠のない結論に行きつきます。

現状維持をえらぶのです。

チーズは戻ってくるとを信じて、その場に残ります。

それでも小人チームは文句をいいます。

「何でこんな目にあうんだ」

「自分たちは頑張ったんだから、これからもチーズを食べ続ける権利があるはずだ」

さらには、巨大な迷路に出かけたネズミを小馬鹿にします。

「あいつらは何もわかってないな」

「愚かだよなー」

もちろん待てど暮らせど、チーズは返ってきません。

死活問題です。どんどんお腹が減ってきます。

次第に2人は心身ともにダメージを受けます。

なかなかチーズが返ってこないので小人の1人ホーが、ついに迷路にいく決断をします。

新たなチーズを探し出すのです。

行動しなければ、新しいチーズが手に入らない。

生き残っていくためには、環境に応じて自分が変わっていかないといけないと考えたのです。

ホーは「迷路に旅立とう!」とヘムに訴えかけました。

しかしヘムは反対します。

「迷路に進んでもチーズが見つかる保証はない。

ここから出てしまうのは危険すぎる。

一緒にチーズが戻ってくるのを待つべきだ」

ホーは、こう返します。

「チーズは待っても戻ってこないさ」

「人生は進んでいく」

「俺達も進まなきゃいけないんだ」

一人迷路に戻ります。

対してヘムは、これまでどおり現状維持を選択しました。

ホーはチーズを望み、迷路に出かけましたが、大きな壁が立ちはだかります。

それは、恐怖や不安という負の感情です。

そこは見たこともない迷路で、目の前が真っ暗なので当然の感情です。

 

「もしかしたら、チーズはないんじゃないか」

「迷路の中で野垂死ぬかもしれない。」

「迷路に危険が潜んでいるかも…」

「今ならまだ間に合う、戻ろうかな」

ホーは何日も迷路を歩き回りますが、なかなかチーズを見つけることができません。

次第に立ち止まってしまいます。

しかしホーは自己分析を始めます。

 

「この恐怖がなかったら、僕はどのように行動をとるだろう」

「恐怖さえなければ、何も考えずに進んでるはずだ」

それに気付いたホーは、勇気を出して一歩、また一歩と進んでいきます。

彼は、笑みを浮かべていました。

心を満たす何かを感じていたのです。

でもどうしてこんなに気分がいいんだろうか?

チーズもないのに不思議におもいます。

しばらくしてから、気分の良い理由がわかりました。

恐怖を乗り越え、進み始めたから、笑っているんだと気づきます。

「進みもせずに迷路に対して恐怖を感じる時が一番怖いんだ。」

「踏み出してみれば、何も怖いものなんてなかった」ということに気づくのです。

少し迷路を探索して、ついにホーはチーズのかけらを見つけ出します。

そこでホーは希望を持つことができました。

喜びに満ち溢れたホーは、チーズを持ってステーションCにもどり、ヘムにチーズを持っていきました、

しかしヘムは昔のチーズがいいんだと言って、チーズを拒否し受け取りません。

それでもホーは一人で迷路に戻ります。

「新しい所に行けば、チーズが見つかる」

「これまでと同じ考え方をしていては、新しいチーズは見つからない」

という考え方にかわっているのです。

ホーは過去のチーズにとらわれず、未来のチーズに向かっていっております。

そんなホーは、別のチーズテーションをみつけます。

けれども、そこには何もありません。

先に見つけた誰かが、チーズを食べ尽くした後の状態だったのです。

そこでホーはこんなふうに考えます。

古いチーズステーションに早く見切りをつけて、新たなチーズステーション探し始めていれば、それだけ早く新しいチーズステーションにたどり着ける。

後悔してても意味がない。

新たなチーズテーションを今すぐ探しに行くべきだ!

先に進むことだけを考える状態になってました。

もちろんチーズがないチーズステーションを見つけても、原因究明などはしていません。

すぐに迷路にもどったのです!

そしてホーはついに、新たなチーズテーションNをみつけます。

チーズステーションCよりも、おいしそうな大量のチーズがあるのです。

あたり一面に見たこともないほどの大量のチーズが高く積まれています。

そこには懐かしい2匹のネズミがいて、どっぷりとしたお腹をしています。

かなり前からこの場所にいたことを物語っていました。

ホーは2匹のもとに向かい、大きなチーズを掲げて言います。

「変化万歳」

 

以上が、この物語の要約でした。

この本から学べる事

この本「チーズはどこへ消えた?」から、学べることは次の3つです。

  1. すぐに行動し、変化を意識しよう
  2. 恐怖は考えない
  3. 本当に欲しいものは恐怖の先にある

これらも詳しく見ていきましょう。

1.すぐに行動し、変化を意識しよう

まず1つ目の学びが「すぐに行動し、変化を意識しよう」という内容です。

意識していない間に、世界のどこかで必ず変化はおきてます。

特に現代社会では、著しいものです。

こびと2人はチーズのある生活に慢心し変化に何の注意も払っていませんでした。

なぜチーズがなくなったのか悩み、原因究明をしました。

無駄な時間をすごします。

ヘムに至っては、最後まで現状維持でした。

「それではだめだ!」と、ホーは、迷路へ旅立つ決断をしました。

 

それに対してネズミ2匹は、日々変化に対してアンテナを張り続けていました。

そのおかげで、チーズがなくなってもすぐに行動を起こすことができました。

変化を決断したホーとすぐに行動した2匹のネズミは、これまでより質のいいたくさんのチーズを手にしました。

このことから学べるのは、新しいチーズを得るために古いチーズを捨てることです。

居心地がいいから、変化をするのが怖いからといって、現状維持をえらび続けるのは得策とはいえません。

その先に待っているものは破滅です。

そしてできることなら、すぐに行動するべきということです。

いつどのように大きな変化が訪れるかはっきりとはわかりません。

しかしいつかはその日がきます。

その日が来てもしっかりと対応できるように、日常から気になることの情報を集めたり、直接人の話を聞いてみたりするのがよいでしょう。

日々の変化にアンテナを立てるのです。

現実世界でも、意外とヘムのように現状維持に固執している人が多いと思います。

次のようなものに不満はありませんか?

  • 会社
  • 環境
  • 恋人

こんな不満はあるけど、どことなく今の現状に安心しているのです。

ここで一番わかりやすい例が恋愛です。

大好きな恋人を失ってしまった後、それを引きずってしまう。

次の相手を探すことをしない。

しかしそこで恋人に見切りをつけ、新しい恋人を探すことができれば、それだけ早く新しい恋人に出会うことができるはずです。

ほかにも結婚生活もわかりやすいです。

暴力を振るってくる夫に苦しむ女性がいたとします。

奥さんは、こんな男と離婚した方がいいかもと悩んでいます。

しかし、離婚したらまた他の男性と結婚できるか分からない。

もし結婚できたとしても、今の夫よりもひどい男性を選んでもっと不幸になるかもしれない。

素敵だなとおもった男性には、既にパートナーがいるかもしれない。

このように、恐怖を感じてしまいます。

現状抱えている不満よりも離婚するという変化への不安が勝ってしまうため、現状を維持しようとしてしまうのです。

もちろん離婚することが絶対に正解とは限らないですが、離婚に踏み切れない女性は新たなチーズを求めない小人と同じです。

現状維持をえらぶと、時間は失われチャンスも減っていきます。

不満のある現状に満足せずに、新しいチーズに出会うこと。

これを意識し、変化を続けましょう。

また、進化論で有名なダーウィンの言葉にこんなものがあります。

生き残る生き物は最も強いものではない。

最も知的なものでもない。

それは変化に最もよく適応したものである。

2.恐怖は考えない

次の学びとなることが「恐怖を考えない」ということです。

ホーは、恐怖を感じました。

それは迷路に出てチーズを探すと決断する前、そして決断し迷路にいるときです。

  • もし、チーズがなかったら…
  • もし、迷路の中に危険が潜んでいたら…

という恐怖です。

迷路の先にチーズが絶対にある保証なんてないので、恐怖が芽生えるのは当然のことです。

そこでホーは、この恐怖がなければ何をするか考えます。

「恐怖さえなければ、何も考えずに進んでるはずだ」

そうすることで、恐怖を乗り越えることができました。

1度恐怖を乗りこえてしまえば、一気に楽な気持ちになったのです。

結果、目的としていたたくさんのチーズを見つけることができました。

変化・行動するということは重要ですが、いつも恐怖がつきまといます。

新しい道に進むことはおそろしいことです。

失敗したら、生活が苦しくなるかもしれません。

ホーのように、命をおびやかすかもしれません。

しかし変化や行動をしなければ、本当の満足をえることができない。

チーズや成功をもとめようと考えているときが、一番恐怖をかんじているときです。

自分が抱いている恐怖は、自分が勝手に作りだしたものにすぎないものなのです。

恐怖がなかったら、どのように行動するかを考えます。

そして、とりあえず進んでみるということが大切なのです!

3.本当に欲しいものは恐怖の先にある

次の学びとなることが「本当に欲しいものは恐怖の先にある」ということです。

ブラック企業がいい例です。

ブラック企業に勤めているけど、なかなか会社を辞めれない理由としてつぎのものがあげられます。

  • 次の会社がもっとブラックな会社だったらどうしよう
  • 今会社を辞めた後、どこにも勤められなかったらどうしよう
  • 副業したいけど、毎日の仕事が忙しいし…

このように現状の不満を持っていると同時に、変化に対する恐怖を持っています。

この恐怖に怯えてしまう人が結構いるのです。

ホワイト企業というのは、恐怖の先にあるということです。

もしあなたが恐怖も感じているのであれば、まさに今挑戦しようとしている状態であるということです。

正しい道を歩もうとしている何よりの証拠です。

恐怖の先には、あなたが望むものがあるはずです。

恐怖を感じてもそこで立ち止まらず「この先に自分の欲しいものがある!それに向かって突き進むぞ!」このように考えると楽になるはずです。

これさえできれば、変化をワクワクできるように考えることができるようになります。

まとめ

以上「チーズはどこへ消えた」という変化をテーマにした物語でした。

この本はあなたが変化に対する恐怖を克服したホーと現状維持をつづけたヘムのどちらの人生をえらぶか。

この選択が、人生にとても重要ということでした。

ヘムを「バカだな~」と思う方もいるでしょう。

しかしヘムと同じように、変化に恐れている人が意外と多いのが現実です。

本来、人間の脳というのは、現状維持しようと無意識に働くようにできています。

変化を求め行動しようとすると、何か失ってしまうんじゃないかと思ってしまうのです。

そもそも変化というのは、何かを失うためのものではなく、何かを得るためのものである。

そして過去を振り返らずに自分が恐れずに変わろうと決断すること。

これらを理解することが大切です。

 

あなたも目標や夢の実現をするため、変化や恐怖を恐れずホーのように未知の世界に1歩踏み出してみませんか?

今より幸せになるために、勇気をもってたくさんのチーズを求めましょう。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

またお越しください。

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