【仕事は楽しいかね?を要約】変わることが大事!あなたは変化していますか?

私がyoutubeにあげている動画を、ブログにまとめました。

もし文字を読むのがめんどうでしたら、動画をみてください。

今回はデイル・ドーテン著書 「仕事は楽しいかね?」を紹介します。

私が読んで特に心に残ったことをいくつかピックアップしていきます。

こちらの著書はアマゾン評価が多いにもかかわらず、平均評価が高い著書となります。

また日本のみならず、世界的にも有名な著書の1つです。

そんな「仕事は楽しいかね?」を読んで心に残ったのは次の3点でした。

  • 試し変化することが大切
  • 目標を決めない
  • 今日の自分は、昨日の自分とは別人になる

それでは、詳しく見ていきましょう。

登場人物について

まずは簡単に登場人物の紹介です。

登場人物は2人います。

1人目が、苦悩をかかえるサラリーマン私です。

著書では私となっておりますが、しっかり区別ができるようにジムと仮の名前をつけたいと思います。

  • 35歳サラリーマン
  • そこそこの給料がある
  • 真面目に働いているけれども一向に出世ができない
  • 昇給しても雀の涙
  • 不安はあれど、誇れるものは一切ない

そういった苦悩を抱えています。

現代社会では、多くの人がこのジムに当てはまるのではないでしょうか?

そして2人目の登場人物マックス・エルモアです。

  • 年齢は70歳手前
  • 起業家として巨万の富を築く
  • 大勢の実業家や政治家が、マックスを友人にしている
  • 企業のトップもマックスにアドバイスを求めるほど

とりあえずすごいお方。

まるで仙人のような人ですね。

もちろん、この二人は赤の他人です。

ジムとマックスは、悪天候により空港が機能しない状況で出会いました。

老人のマックスが、ジムに声をかけ話が進んでくというものです。

またこの著書は自己啓発本ですが、物語形式で話が進んでいきます。

試し変化することが大切

まず1つ目に「試し変化することが大切」ということです。

この本の主題といえるほどに重要なことです。

「試し変化すること」を老人マックスは推奨しております。

何も真面目に考える必要はありません。

遊び感覚でいろいろやってみるのです。

あなたは、コカ・コーラ誕生のエピソードをご存知ですか?

薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士は、アメリカ・ジョージア州アトランタで、薬品や飲みものを研究していました。

店の奥にある倉庫に入ると、従業員の2人がペンバートン博士が新しく作った頭痛薬を水で割って飲んでいたそうです。

別に頭痛がするわけもないのに。

その光景を見て、怒り憤慨することはありませんでした。

むしろ、ソーダ水で割ってみればもっとおいしいんじゃね?と考え付いたのです。

そうやって誕生したのが、みんなが知るコカ・コーラのもととなります。

仕事だからって従業員を怒るのではなく、従業員と一緒に楽しんでいますよね。

成功というのは、偶然の産物がもたらすことが多いそうです。

また老人マックスはこのようにも言っております。

「試してみることに失敗はない 」

目標を決めない

2つ目に見ていくのが、「目標を決めない」ということです。

私からすれば、目から鱗のような内容でした。

だってそのはず。

学校や親から、進路やなりたい職業はなんだということを聞かれてきた経験はありませんか?

目標のある人は具体的に回答することができるでしょう。

「東京大学に進学するんだ」

「医者になって、世間の役に立つんだ」

そして「その目標に向かって努力しなさい。」と学校で教わります。

このようなことを、ほとんどの人が経験しているので、目標を設定することが当たり前とすら感じるでしょう。

若いうちはそれで問題ありません。

しかし老人マックスは、目標を決めない と断言しています。

人生はそんな単純なものじゃないし、規則正しくもないからです。

「この課題を全てやっておけばテストなんて全て A 判定さ。」そんな思考のままでいると、学生モードと変わりません。

ここでとある事業を起業したときのことを考えてみましょう。

事業を成立させるために目標を設定することでしょう。

しかし競合他社が、よりよいサービスやテクノロジーを利用しているのに、自分は自身の作った目標に向かって突き進むことに注力します。

そうするとどうでしょう?

いくら計画当初は完璧な目標を作っていても、月日がたちテクノロジーが進んだ状況を考慮しなければ、競合他社に負けてしまうのは必然です。

時代の流れに身を任せて、順応に変化しなければならないのです。

なので当初の目標に固執することなく、日々の変化が大切となります。

むしろ念入りに目標を作っている時間そもそもが無駄かもしれませんね。

また自身の立案した目標を達成したら成功する確約なんてどこにもありません。

しかしこのような意見もあるでしょう。

「目標をしっかり決めないと、自分のすべきことがなにかわからないじゃないか。」

「それに目標設定すると自己管理ができているような気がする…」

「目標がなければ進歩の度合いをはかることができない。」

そこで老人マックスがこう返します。

「人生はそんなに容易いものじゃない、扱い安いものじゃない」

「人生はもっともっと複雑で、だからこそみんな悩むのです。」

この著書はこんな例を出しています。

「最初に陸に上がった魚は、長期にわたる目標を持っていたかと思うかね?」

ショッピングモールに出かけてタピオカを飲んだり、映画を見たり、好きなスポーツのグッズを見たり、家電を物色したり…

そんな魚がいたかと問われれば、絶対にいないと回答できるでしょう。

ほかにも、こんなエピソードがあります。

Apple の創業者であるスティーブジョブズとウォズニアックは、どういうわけでアップルコンピューターを作ったのかご存じですか?

彼らは世界を変えたかったわけでも、大企業のトップになりたかったわけでもないのです。

そんな大きな目標なんかなく、ただ自慢げに周りの友人に見せたいだけだったのです。

その程度のことですが、今じゃ世界を変えてしまうテクノロジーの1つです。

動機はあれど、大それた目標なんてありません。

そこでジムは思います。

目標を持たないなら何を持てばいい?

そこでつながるのが、次の内容です。

今日の自分は、昨日の自分とは別人になる

最後3つ目に「今日の自分は、昨日の自分とは別人になる」です。

老人マックスが強いてあげている目標です。

もちろん別人になるといっても、悪くなる方向ではありません。

昨日の自分よりも、よりよく改善していくのです。

例えば単語を1日10個覚えるということが達成できれば、昨日の自分が知らなかった知識を今の自分は持っている。

つまり昨日と今日の自分は別人なのです。

毎日1%努力を積み重ねれば、1年後には37倍の結果がでる!といわれています。

ちなみに1日における1%は抽象的で、いまいちよくつかむことができませんよね?

これを時間で換算してみると、およそ15分になります。

一日15分自身をよりよくする行動を継続することが大切です。

YouTubeの動画を1つ我慢して、勉強でも筋トレでもストレッチでもなんでもかまいません。

1日15分「今日の自分は昨日と別人になる」努力をしてみるのはいかがでしょうか?

まとめ

以上が著書「仕事は楽しいかね?」を読んで心に残ったことでした。

  • 試し変化すること
  • 目標を決めない
  • 今日の自分は、昨日の自分とは別人になる

この記事では抜粋しきれないほどたくさんの例を用いられており、おもしろい書籍でした。

ページ数は180ページで、普段読書をあまりしない人でも割とスムーズに読めるような本かなと思います。

この本から感じることは人それぞれかもしれないので、あなたもご一読してはいかがでしょうか?

ここまでご覧いただきありがとうございました。

またお越しください。

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