こんばんは クジです。
今回は、ファイナルファンタジー4のストーリーを時系列順に解説します。
文字を読むのがめんどうでしたら、動画版をご覧ください♪
セシル
最強の軍事国家バロン王国。
その飛空挺団、通称「赤い翼」
FF4の主人公セシルは、赤い翼の隊長だった。
セシルは魔導士の村ミシディアでの任務を終え、都に戻ろうとしていた。
その任務というのが、クリスタルを取り上げるというもの。
セシルの心には、無抵抗の魔導師からクリスタルを略奪したという罪悪感だけがあった。
バロンに戻ったセシルは、近衛隊長ベイガンにミシディアの人々がまるで無抵抗だったことを告げる。
そのことを聞いたベイガンはバロン王に「セシルが王に不信を抱いている」と告げ口する。
セシルは王に真意を聞こうとする。
だが王は、セシルの部隊長の任を解き、召喚士の村ミストに「ボムの指輪」を届けるよう命じたのだ。
セシルの親友である竜騎士隊長のカインも反論したことで、セシルに同席することになる。
その後、セシルは恋人である白魔導師ローザに旅立つことを告げる。
その夜、セシルは王のことを不思議に思う。
なぜ王はこんな理不尽な命令をするのだろう、と。
昔は、やさしくて強いナイト。
そして、孤児である自分やカインのことを、まるで自分の子供のように育ててくれた。
それなのに、今じゃ無抵抗な魔道士から略奪じみたことを命令してしまう王。
セシルは疑問を抱くのだった。
旅立ち
翌朝、セシルとカインはミスト村へと旅立つ。
村に入ると、突然ボムの指輪が輝きだし村中を炎が包み込む。
村を滅ぼすことが王の目的だと知り、絶叫するセシル。
すると、どこからか子供の泣き声が響いてくる。
そこには死んだ母親にすがりつく少女の姿があった。
少女の名はリディアである。
村に来る途中、セシルたちが倒したドラゴンは、リディアの母親が村を守るために召喚していたものだったのだ。
召喚獣が倒されると、召喚士も命を落とす。
村を焼きつくそうとする炎からリディアを助けようとするが、リディアは力を暴走させてしまう。
幻獣タイタンを召喚し、タイタンが起こした大地震にセシルたちは巻き込まれてしまう。
セシルが意識を取り戻した時、カインの姿はなく、リディアが倒れていた。
リディアを休ませるため村へ向かう。
しかし、リディアはセシルに心を開こうとはしなかった。
その夜、ミストの生き残りであるリディアの命を狙ってバロン兵が襲ってくる。
少女を守ることを決意していたセシルは命令に背き、バロン兵を退ける。
それを見ていたリディアは、ようやくセシルに自分の名を告げるのだった。
ダムシアン王国へ
セシルは病に倒れて寝込んでいる恋人のローザを見つける。
彼女はセシルの身を案じ、追ってきていたのだった。
だが、ローザは「高熱病」にかかり、命の危険にさらされていた。
高熱病を治すためには「砂漠の光」が必要。
それを取りに行くため、セシル達はダムシアン王国へと向かう。
ダムシアンへ向かう途中、賢者テラと出会う。
テラは娘アンナが吟遊詩人に連れ去られたといい、ダムシアンへ一緒に向かう。
ダムシアンへ到着した一行。
それと同時に、「赤い翼」がダムシアンを空襲する。
廃墟となったダムシアンには、テラの娘アンナが倒れていた。
吟遊詩人ギルバートをかばっていた。
ギルバートは、実はダムシアンの王子だった。
ギルバート曰く、ゴルベーザが赤い翼を率いてダムシアンを襲ったのだ。
ゴルベーザはギルバートの両親を殺し、クリスタルを奪って行った。
アンナは、父テラと恋人ギルバートに別れを告げ、死んでしまう。
そして、テラは1人でゴルベーザを倒しに行ってしまう。
残されたセシルたちはギルバートを説得して「砂漠の光」を手に入れる。
「砂漠の光」でローザは意識を取り戻し、知っていることを話す。
ゴルベーザは、王が赤い翼を指揮するために呼んだ人物。
そして次に狙われるのは、風のクリスタルがあるファブールだという。
ファブールへ
ファブールへ向かう途中、魔物に襲われていたモンク僧のヤンと出会い、行動を共にする。
ファブールに到着した一行。
そこでセシルの前に現れたのは、親友のカイン。
セシルはカインに協力をお願いするが、カインは拒否する。
なぜかカインはセシルと戦うのだった。
そこにゴルベーザが現れる。
カインはゴルベーザに命じられるまま、クリスタルとローザを奪っていってしまう。
一行はバロンに乗り込むため船で向かおうとしたが、途中でリヴァイアサンに襲われ、仲間とはぐれてしまう。
セシルがたどり着いたのは、自分が滅ぼしたミシディアだった。
村の長老から試練の山に行けと言われ、双子の魔導士ポロムとパロムと共に向かう。
セシルはそこで、伝説の魔法「メテオ」を求めてやってきた賢者テラと再会する。
さらに、試練の山で最後の試練に打ち勝ちセシルをパラディンへと変え、テラに最強魔法メテオを与えたのだった。
バロン
ミシディアの長老のおかげでバロンに戻れたセシルたち。
そこでヤンと再会するが、ヤンは記憶喪失になっており、セシルたちに襲い掛かってくる。
正気を取り戻したヤンを仲間にし、セシルたちは城に囚われている飛空技師シドを助け出そうと計画する。
城に乗り込むと、驚愕の事実を知る。
実は、バロン王は偽物で、本物のバロン王を殺し、偽物が成りすましていたのだ。
すべてはゴルベーザの仕業だったのだ。
偽バロン王を倒すと、自力で脱出してきたシドと合流する。
だが城には罠があり、迫る壁に押しつぶされそうになった彼らを救ったのは、双子のパロムとポロムだった。
迫る壁を止めるため、自らの意思で石になる魔法ブレイクを唱えた。
彼らは元に戻れないのだった。
石化した双子と別れたあと、シドの飛空艇で旅立つ一行は、ローザを救うためトロイア国へ向かう。
途中で出会ったカインがローザと引き換えに、トロイア国にある土のクリスタルを渡せと告げたのだ。
トロイアに到着するが、土のクリスタルは、すでにダークエルフに奪われていた。
そこで再会したギルバートの力を得てクリスタルを奪還する。
セシルたちはゾットの塔に向かい、ゴルベーザと対峙する。
テラは、魔法メテオを使い命を落とすが、ゴルベーザは強く、倒すことはできなかった。
ゴルベーザはなぜかセシルにとどめを刺さず、クリスタルを奪い去って行く。
そしてカインは正気を取り戻す。
ゴルベーザの術によって操られていたのだ。
カインは「ローザを好きだった気持ちをゴルベーザに利用されたのだ」という。
セシルに詫びると仲間になり、ローザを救出する。
4つのクリスタルと対をなす「闇のクリスタル」を手に入れるため、地底世界へ向かう。
しかし、そこではドワーフたちとゴルベーザの部下たちが戦っていた。
その戦闘に巻き込まれたセシルたち。
飛空艇が墜落し、機能しなくなる。
ドワーフの王と謁見し、無事、セシルたちに協力してくれることとなる。
地底世界を自由に動き回るためには、飛空艇の改造をする必要があったため、シドと別れることに。
地底世界でドワーフと共に戦うが、ゴルベーザの召喚した黒竜にセシルたちは倒されてしまう。
その危機を救ったのは、なんと大人になったリディアだった。
リディアは、「リヴァイアサンに幻獣世界へと連れていかれ、そこで修業をしていたのだ」という。
幻界とこの世界では時間の流れが違う為、大人になっていたのだった。
バブイルの塔・エブラーナの洞窟
セシルたちはバブイルの塔へ、クリスタル奪還のため潜入する。
そこにはゴルベーザの部下、ルゲイエ博士が罠をしかけて待ち受けていた。
ここで仲間を助けるためヤンが犠牲となり、さらに追っ手を食い止めるため、シドも飛空艇から爆弾を抱えて飛び降りてしまう。
仲間を失いながらも地上からバブイルの塔へ行くため、セシルたちはエブラーナの洞窟へと向かう。
エブラーナはゴルベーザに滅ぼされた忍者の国。
そこで1人ゴルベーザの部下と戦う。
エブラーナの王子エッジがいた。
エッジを仲間に加え、再びバブイルの塔へと潜入するが、敵の罠にはまりクリスタル奪還はならず。
代わりに飛空艇ファルコンを手に入れる。
ドワーフの城へと戻った一行は、そこで助けられていたシドの助けを借りて、最後のクリスタルを手に入れるため、封印の洞窟を目指す。
セシルたちは、様々な罠をくぐり抜け、ついに最後のクリスタルを手にする。
しかし、再び操られたカインにより、全てのクリスタルがゴルベーザの手に落ちてしまう。
クリスタル
地上の土・水・火・風を司る4つのクリスタルと、地底にあった4つの闇のクリスタル。
すべてのクリスタルを集めることで、月と地上を繋ぐことができるのだった。
ゴルベーザはクリスタルの力で封印を解き、月への道を開いた。
一行は魔導船の伝説を知り、ミシディアへ向かう。
そこで地球と月を行き来できる魔導船を手に入れ、セシル達は月へと向かった。
すると「月の民の館」でフースーヤと名乗る老人と出会う。
フースーヤは、 月の民について語る。
とある星が滅亡の危機に瀕し、生き残った者は地球へと脱出した。
だが、地球がまだ進化の過程にあったことで 地球には住まなかった。
彼らは、地球と月にクリスタルを8つずつ置いた。
これにより月と地球の間に道をつくり 気軽に行き来できるようにした。
結局、地球で暮らす人々を妨げず、月で暮らすことを選んだのだった。
だが、地球を焼き払って住めばいいと考えた月の民がいた。
それが本作のラスボスとなるゼムス。
フースーヤは、ゼムスと地上のクリスタルを封印する。
しかし、封印されてもゼムスの邪悪な思念は 地球へと流れてしまったのだ。
思念を受けた者を悪しき者へと変えてしまう。
思念を受けたものは、ゴルベーザである。
ゼムスによって操られていたのだった。
ゴルベーザにクリスタルを集めさせ、再び月と地球をつなげようとしていた。
セシルたちが乗ってきた魔導船は、フースーヤの弟クルーヤのものだった。
ようやく地球の人々が対等な進化を遂げようとしていたのを見て、クルーヤは1人地球に降り、地球の人々に魔法や技術を伝えたのだという。
クルーヤはその後、地球で人間と恋に落ち、2人の子供を授かる。
その子供がセシル、そしてゴルベーザだった。
そう、セシルとゴルベーザは兄弟だったのだ。
さらに試練の山での謎の声は、セシルの父クルーヤの思念だった。
また、ゼムスがゴルベーザを選んだのは 月の民の血を引いていたからだ。
ゼムスに操られているゴルベーザは、月にあった破壊兵器「バブイルの巨人」を地球に復活させようとしていた。
地球へ
フースーヤを仲間にし、セシルたちは地球へ向かう。
地上に降りると、すでにバブイルの巨人と戦っている一団があった。
ドワーフの戦車隊とシドの飛空艇団だった。
そしてそこには、失ったはずの仲間、ヤン、パロム、ポロム、ギルバートの姿があった。
彼らは周囲の人々に救われ無事だったのだ。
セシルたちは仲間の力を借りて、バブイルの巨人の中に潜入し、巨人を倒す。
その中で、ゴルベーザもまた真実を知る。
真実を知ったゴルベーザは「決着をつける」といい、フースーヤと去って行った。
セシルたちは、再び仲間となったカインとともに、月へと向かう。
月の地下渓谷では、すでにゼムスとゴルベーザ、フースーヤが戦っていた。
2人が唱えたメテオにより、ゼムスは倒される。
しかし、ゼムスの憎しみは増大し、強大な「ゼロムス」となって現れた。
ゼロムスにより、セシルたちは倒されてしまう。
それでもセシルはゼロムスに立ち向かおうとする。
そんな彼らに力を与えたのは仲間たちだった。
パロム、ポロム、ヤン、ギルバート、シド、そしてテラ。
彼らの祈りがセシルたちに力を与え、ゼロムスに勝利する。
ゴルベーザは今までしてきたことを悔い、月で再び眠りにつく。
セシルはそんな兄ゴルベーザを見送る。
世界に平和が訪れた。
そしてセシルとローザは、新たなバロン王と王妃になった。
かつての仲間たちが次々に訪れ、祝いの言葉を述べてゆくのだった。
ただ1人、カインだけは、その資格はない…と彼らの元を離れて、遠くから2人を見守るのであった。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
またお越しください。
○● コメント ●○ コメントを頂けると励みになります