Netflixでたまたま見かけた作品。
Netflixオリジナル作品だそうです。
オリジナル作品というものを初めて見たのですが、
これはなかなか癖のある…ものだなぁと。
あなたがもし幽霊になったら、どこにいきたいですか?
私がもし幽霊になったら、通常は入れないようなディズニーのバックヤードとか冒険したいなぁ。
大切な人がいない限りは、同じとこに留まるなんてことはしない気がします。
今回は家に住む幽霊のお話です。
一言あらすじ:
呪われた家でおばあちゃんと二人暮らし。
一言感想:
稲川淳二の朗読劇(外国ver)
映画詳細
- 監督:オズグッド・パーキンス
- 制作:アメリカ・カナダ(2016年)
- 上映時間:88分
キャスト
- ルース・ウィルソン
- ボブ・バラバン
- ルーシー・ボーイントン
- ポーラ・プレンティス
あらすじ
看護師のリリー·セイラーは、住み込みで看護をするため、ホラー小説作家のアイリス·ブラムの家にやって来ました。
ブラムは何度自己紹介してもリリーのことを「ポリー」と呼びます。家を管理する男性にポリーがだれらなのか尋ねると、ブラムが書いたホラー小説の中の登場人物でした。男は「すっきりしない終わり方だ、ネタバラシはしない」と言って去るのでした。
気になるリリーは怖がりながらも本を手にするのでした。
感想
個人評価:★★(2/5)
冒頭から、主人公の語りから物語が始まります。
<<死に取り憑かれた家は生きているものが所有することはできない。家に住み着く亡霊から借りるだけだ。>>
今まで見てきたホラーだと、
驚かされる人間側の視点でみて、一緒になって怖い思いをする、
または大きな音に驚かされる、そんな作品ばっかりだったのですが、
今回は幽霊側の視点として、表現しているような作品でした。
死んだ後、どうしますか?私はここにいますよ、っていう感じですね。
ノックをするような音が聞こえたり、
カツカツカツ…と足音のような音が聞こえたり。
でも危害を加えるわけではなく、ただ共存しているだけ。
危害と言えば、とてつもなく長い電話コードを一度引っ張ったくらいです。
もし霊として家に住んでいるのであれば、
知らない人が急にやって来て、夜中に電話なんかされたら、
「うるせーよ!(怒)」ってなっちゃいますね。
なのでハラハラドキドキするようなホラーを期待していた人にとっては、
退屈な作品かもしれません。
実際私も、見終わった後になんとも言えない気持ちになりました。
でもこれはこれで、ありなのかなぁと。
<<死んだあとその場を立ち去るのは自由。でも観たい気持ちがそうさせる。>>
もし死んでしまったとして、
恨みでもない限り、危害を加えたりはしないと思うんですよね。
この作品は幽霊の成り立ちと、
どうやって地縛霊になっていくのかを、ホラーなBGMで語った映画でした。
音楽が怖さを持続させる、じわじわと残る怖さが邦画ホラーのようでした。
海外ホラーは夜中に思い出しても、
悪魔とかあまり信憑性がないので平気なのですが、
日本の幽霊とか恨みつらみでずっとそばで立ってます、
みたいなのはなにもしなくても怖い印象がありますね。
夜シャワー浴びている時に目を瞑ると、
次に目を開いた時に何かいそうで怖くて必死で目を開けていた頃がありました…。
(シャンプーが目に入って痛いし赤くなるので真似しないでね)
この作品はそこまで怖いものは残らないのですが、近いものがありました。
ただ驚くだけのホラーに飽きた人には、一度見て欲しい作品だなと思いました。
Netflixについてまとめました
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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