(C)2014 Twentieth Century Fox Film.
迷路といえば小学生の頃、ノートに迷路のらくがきをして友達にやってもらったりしてたのが懐かしい。
体験型の迷路としては脱出ゲームとかありますね。
迷路級に長いと言われる、富士急ハイランドの
「戦慄迷宮(ウォークスルー型お化け屋敷)」に行きたいです。
なかなかいけないので映像でドキドキしようと、観てみました。
一言あらすじ:目が覚めたら知らない土地、そこから抜け出すには迷路(メイズ)に入るしかない…。
一言感想:疾走感がすごい、テンポが良くて見やすい映画。
映画詳細
- 監督:ウェス・ボール
- 制作:アメリカ(2014年)
- 上映時間:113分
キャスト
- トーマス:ディラン・オブライエン
- テレサ:カヤ・スコデラーリオ
- アルビー:アムル・アミーン
- ニュート:トーマス・ブロディ=サングスター
- ミンホー:キー・ホン・リー
- ギャリー:ウィル・ポールター
- エヴァ・ペイジ:パトリシア・クラークソン
- チャック:ブレイク・クーパー
- フライパン:デクスター・ダーデン
- ベン:クリス・シェフィールド
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あらすじ
(C)2014 Twentieth Century Fox Film.
そびえ立つ壁や毎晩変化する構造を持つ謎の巨大迷路に月に1度、自分の名前以外何も覚えていないランナーが送り込まれてくる。やがて団結し始めた彼らは迷路の仕組みを調査し脱出法を見いだそうとするが、迷路の扉が閉まる夜までに帰還しないと命の保証はない。生き残りを懸け巨大迷路に隠された謎を解き明かそうとするランナーたちの運命は……。
感想
個人評価:★★★★(4/5)
非現実的なドキドキとスリルを味わえる、疾走感溢れる映画でした!
まず冒頭から「ボックス」と呼ばれるハイスピードエレベーターで
家畜と一緒に地上に到着。
わけがわからない主人公はとりあえず走って逃げるも転んで捕まりすぐに牢屋行き。
その後もポンポンと話が進んでいくので、観てて気持ちいい。
2時間弱でさすがに途中でダレるかと思いきや、最後までノンストップ。
主人公トーマスは
先に来て居た住人の秩序や決まりなど御構い無しに
次々と自分が疑問に思うことをすぐに行動を起こして解決しようとします。
先に来て居た住人からしたら、迷惑でしょうけど…。
トーマスの探究心がどんどんストーリーをすすめてくれるので、
視聴者が疑問に思うことをどんどん見せてくれる。
迷路の中どうなってるの?グリーバーって何?
これか〜…って受け入れやすい作品でした。
ただ思っていたのとはかなり違いました。
観る前のイメージは、
みんなで試行錯誤しながら迷路の中を動き回り脱出を目指す、
迷路の中でああでもない、こうでもない、と考えていると何かがやってくる!
そんな脱出ゲーム的な感じでしたが…
実際見て観たら、迷路では全然、迷わず。
主人公の好奇心・探究心に振り回される、先住人との心理戦、
協力してくれる人もいれば、そうでない人もいる、
そんな中で、どうやって迷路に入って助かるかって感じでした。
「ランナー」という役職の迷路の中を探検する人以外
迷路の中への立ち入りは禁止、というルールがあるのですが、
トーマスがミンホとアルビーを助けるために勝手に迷路に入る瞬間、手に汗握る!
”扉が閉まるキリギリを走り抜けて通り抜ける”
そんなシーンがなんども出て来て、目が離せませんでした。
常にギリギリでセーフ!(グリーバーはアウトでしたがw)
こんなに全力疾走することって、私にはきっとないんだろうな(笑)
今私はどれくらい走れるのか試してみたくなりました。
それにしても、ミンホはすごいキーマンでしたね。
彼がいないと話が進まない、彼がいてこそだと思いました。
そして登場人物が多い場合必ず訪れる、思想の違いによる対立。
ギャリーがトーマスに対する敵意が最初から最後までむき出しで、
なんだかちょっと可愛い、そしてかわいそう。
きっと、友達になりたくても素直に話しかけられない、
好きな子に意地悪しちゃうタイプです。嫌いじゃない!
疾走感と、ドキドキ感、スリル満点でこの作品は★5にしたいところですが
三部作っていうのがなー。
2作目、3作目で疾走感はあるのかどうなのか。
1作目でドキドキした分、2作目はさらに上を期待してた結果失敗…
という作品が多いので、
続くとなると、ちょっとしょんぼりするのです。
このまま終わらせて欲しかった…。
とかなんとか言いながら、次回作もきっと観るのでしょう。
ホラーは苦手だけど、刺激が欲しい人にオススメの作品です。
ここまで読んでいたあだきありがとうございました。
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