ゾンビ映画はいろいろありますね。
なぜ死んで生き返る生物が生まれたのかは
謎のウイルスとか曖昧な上に、改善策がないのはどの作品も共通していますが
作品によって、ゾンビの特徴が違うのでおもしろいなと思います!
ちなみに、この作品は
1978年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督の
『DAWN OF THE DEAD(邦題:ゾンビ)』
をリメイクした作品とのこと。
ゾンビ映画ってずいぶん昔からあるんですね〜。
最初に考案してくれた人、ありがとう。
ゾンビ作品大好きです。
一言あらすじ:街中がゾンビパニックに!生き残った人がデパートで集結しどうするか!
一言感想:ゾンビのイメージが変わる…
映画詳細
- 監督:ザック・スナイダー
- 制作:アメリカ(2004年)
- 上映時間:100分
キャスト
- アナ・クラーク:サラ・ポーリー
- ケネス・ホール:ヴィング・レイムス
- マイケル・ショーネシー:ジェイク・ウェバー
- アンドレ・ブライアント:メキ・ファイファー
- ルーダ:インナ・コロブキナ
- CJ:マイケル・ケリー
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あらすじ
アナは普通の看護師。夫のルイスとは普通に結婚し、普通に病院に勤務する、正に平穏を絵に描いたような生活を送る女性であった。
ある日アナが目覚めると、近所に住む少女のヴィヴィアンが顔に重傷を負った姿で、寝室の前に立っていた。ルイスは慌てて駆け寄るが、次の瞬間ヴィヴィアンは彼の首筋に噛み付き、そのまま食い千切る。凄まじい血飛沫と共に死亡するルイスの姿を目の当たりにしたアナは必死に救助を呼ぶが、電話は輻輳して繋がらない。その傍では、死んだはずのルイスが起き上がり、驚くアナに牙を剥いて襲い掛かる。アナは間一髪で家から脱出するが、家から出た彼女が見たものは、見慣れた家屋が炎に包まれ、人が人を襲うという混沌の世界であった。アナは止めてあった車に乗り込むと急いでエンジンを吹かし、アクセルを踏み込む。
なおも恐ろしい形相で四肢を振り上げながら追い駆けてくるルイスを何とか振り切ったアナは、当ても無く車を走らせ続けるが、彼女はまだ知らなかった。人間を感染者に変貌させる謎のウイルスが蔓延したことも、それによって急速に感染者が増え続けていることも。
感想
個人評価:★★★(3/5)
冒頭からたった5分で問題発生!
物語開始からの展開がスピーディーで話に入りやすい。
気になったのは、近所に住む少女のヴィヴィアンがどうやって家に入って来たのか。
海外は戸締りしないの?
ドアを壊して入ったなら物音するよな〜。
と、心の中で突っ込んでいる間に旦那が食われて、即ゾンビになっちゃってました。
なんとかバスルームから家の外に逃げ出したアナでしたが
ここで驚いたのが車に乗ったアナを全力疾走で追いかける夫!
ゾンビといえば、
のろまで足を引きずって一生懸命追いかけてくるイメージだったのですが…
(でも食いちぎる顎の力のと肉を引き裂く握力はすごい)
めっちゃ早いしちょっと知能ある感じで、単体でもめっちゃ怖いです(笑)
それが後半になると全力ダッシュで大勢やってくるから
普通に足遅い人なら食われちゃうよな、って感じでした。
私真っ先に食われるやつだわー…。
夫から逃げて家から出ると訪れるのが人間の怖さ。
近所のおじさんが銃を向けて来て、
この人後ろから襲われてゾンビに喰われるか、と思ったら、
まさかの車でひき逃げって…なんだか切ないな。
序盤のダークなニュースのシーンで
割と明るめの曲が流れるのもいい感じでした。
状況と音楽のギャップがいい。
そしてショッピングモールに移ってからは
助け合おうと協力的な人と、保身に走る自己中の人間ドラマが始まるのです。
そりゃ、食料もあって、なんでもあるショッピングモールに
ゾンビ連れて来て安全を壊されちゃったらね、怒りますよ。
そこで目立った悪者と言える登場人物、CJ。
ショッピングモールの警備員なんですが、最初と最後の印象が全然違う。
他人が生きようが死のうが関係ない、でてけの一点張り、
最初は自己中で、やかましい!嫌いなやつでしたが、
中盤は「殺してくれ」と頼む仲間に銃を向け、終盤の生き様がまたかっこいい!!
まさにツンデレ、ツンデレ最高。
その後、トラックで逃げてきた人たちをショッピングモールに誘導して
助かった人たちに手当をして、
噛まれて死んだら感染者になることを知っていくのですが…
ただ、ちょっとグダグダ長いかな、と思っちゃうところがあったり。
途中で結構人が増えるので、こいつ誰だ…?
ってなっちゃいました。登場人物多いの苦手。
気になったのが、
噛まれた人は基本的に数時間で急に容態は悪化し死亡…っていう設定。
なぜ、臨月の母親は、長時間平気だったのか…?
噛まれた傷がちょっとだけだったから、そのぶん大丈夫だったってことでいいのか。
そして赤ちゃんは衝撃的でした。
ゾンビ映画でお決まりの独特な設定も気になるところ。
今回のゾンビは動物には見向きもしない。
正確には犬が吠えることで振り向きはするけど、犬ってわかると食べようとしないという。
でも犬が吠えて走って言ったら追いかける。
なんでなん…。
しかも空気読もうよ、犬…。
ワンワン言って感染者を連れてきちゃうのはダメだよ。
そしてこの作品の衝撃のラストがお気に入り。
走るゾンビっていう設定と、ラストすごくお気に入りなんですが
中盤ちょっと長く感じたので、作品としては可もなく、不可もなく。
改めて他のゾンビ映画が見たくなっちゃいました。
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ここまで読んでいたあだきありがとうございました。
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人はピンチになると、自己中心になり何をするかわからないですからね。
主人公も例にもれず・・・だったのでしょうか(‘_’)
コメントありがとうございます。
コメンタリいわく、
CJが拒否しつつも軟禁したのはこんな状態でも警備員の仕事を全うしようとしていただけで、
助け合うどころか支配した後の馬鹿な享楽を見れば分かるように、
実際は共産主義者(ザック談)だったりする主人公らの方が泥棒であり侵入者なんですよ
なので屋上で主人公がCJを煽る舐めたシーンは「撃っちまえ」と思いました