名作SF映画「猿の惑星」をリブート
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾、
猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)が
2017年10月13日に公開になりました!
今回はリブート作品1作目のジェネシスを観てみました。
(C)2011 Twentieth Century Fox Film Corporation
一言あらすじ:アルツハイマーの薬を実験の為、猿と父に投与したら薬が効きすぎた
一言感想:この猿は私より賢いかもしれない。
映画詳細
- 監督:ルパート・ワイアット
- 制作:アメリカ(2014年)
- 上映時間:130分
キャスト
- ウィル・ロッドマン:ジェームズ・フランコ
- キャロライン:フリーダ・ピント
- チャールズ・ロッドマン:ジョン・リスゴー
- ジョン・ランドン:ブライアン・コックス
- ドッジ:トム・フェルトン
- シーザー:アンディ・サーキス
- デビッド・オイェロウォ
- タイラー・ラビーン
- ジェイミー・ハリス
- デビッド・ヒューレット
あらすじ
製薬会社でアルツハイマー用の新薬を投与された猿が暴れ出し、射殺される。だが、その猿は妊娠しており、研究者のウィルは、生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰る。シーザーと名付けられたその猿は、やがて高度な知能を発揮するようになるが…。
感想
個人評価:★★★★(4/5)
初代の「猿の惑星」は金曜ロードShowで何度か見ることがありました。
こちらの作品はシリーズ化していて5作目まであるそうで。
私は1作目しか見ていないのですが…。
今回この作品は、
リブート 作品なので、この作品から見ても十分に楽しめると思います♪
ただ、前作1作目「猿の惑星」を見ていると、
檻に閉じ込められているシーンとか、
支配する者から隷属する者への接し方が、前作そのままになっていて面白いなと思えたので
1作目を見た上でジェネシスをみた方がより楽しめるのかなと思いました。
それにしてもシーザーの知能には驚きです。
会話が聞き取れて、手話ができて。
それだけじゃなくて、この後どうしたらいいかを自分で考えて、
仲間を従えて行動を起こす…。
人間よりも力が勝る状態から、知能をプラスしてしまったら、
人間が銃なんか持ってても、人間に勝ち目がないのは一目瞭然といったところでしょうか。
父チャールズがアルツハイマーで、治療の改善なく車を運転してしまったとき、
シーザーの力強さが恐ろしいかった。
人間ボッコボコやし、アゴも人間より強いから噛んだらやばい!
その際のシーザーとしては、チャールズを守るためにやっただけ、
力加減がわからなかっただけなんだけろうど、
実際に怪我をした人が出れば、もちろん危険視されて隔離。
施設に置いてかれるシーザーがかわいそうでした…。
それもCGの表情がすごくいいからなのかなと思いました。
CGが不自然じゃなく、自然と映画に引き込まれる感じで、
だから感情移入して作品を楽しめたのもあるかと思います。
手話などで意思疎通する部分は字幕が出たりするのですが
基本的にシーザーの表情や相手の猿の表情、ジェスチャーなど
”言葉がない状態”で表現されていました。
それでも何をいっているがわかるのがすごく作り込まれているなぁと思いましたね。
中には、何をいっているのかわからない
(あえて見せてないと思われる)部分もあるのですが、
黙って何かを考えている様子が人間らしいのに対し
檻の中で知識を持った猿たちがみんなで集まって目で語り合っている様子は
人間らしさは全くなく、異様な雰囲気を醸し出していて不気味でした。
シーザーの「NO!!」がめっちゃ鳥肌!!
そして最初は連れて帰ることをためらってたウィルが
ずっとシーザーのために頑張っているのもまたいいですね。
ずっと育ててきたシーザーと離れ離れにされて、
帰りたいと訴えていたシーザーのために、
お金を用意して施設の監視員に会いに行く…。
その後のウィルとシーザーのやりとりが切ない…。
仲間か家族(ウィル)を選ぶ瞬間が何度かあるので
その度にじんわりきてしまいました…。
2時間と長めですが、展開が早く見やすい作品だと思います。
この後、2作目に続くわけですが
シーザーとその仲間たちの知識はもっと高まって行くのかな。
2作目がとても気になる!2作目を見て、3作目を劇場で見たい!
人間が実験を繰り返せば繰り返すほど、
こんな未来もあるのかもしれないですね。怖い。
猿の惑星:創世記(ジェネシス)のDVD・Blu-rayはこちら
※ページの情報は17年10月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
U-NEXTについてはこちら↓
ここまで読んでいたあだきありがとうございました。
○● コメント ●○ コメントを頂けると励みになります