(C)2010「インシテミル」製作委員会
大人の方も学生の方も、その他皆様お疲れ様です。
大人になると、生きていく上で
仕事は欠かせないものかと思います。
学生の方でもアルバイトをしている人は多いかもしれないですね。
もし時給112,000円のお仕事の募集があったら
あなたは挑戦してみたいですか??
映画「インシテミル7日間のデス・ゲーム」の
あらすじ・感想を紹介して生きたいと思います。
一言あらすじ:24時間監視の元7日間生活するだけで高時給のバイトに参加
一言感想:それぞれのキャラがとても個性的、だけど活かしきれていない気がする
映画詳細
- 監督::中田秀夫
- 制作:日本(2010年)
- 上映時間:107分
キャスト
- 結城理久彦:藤原竜也
- 須和名祥子:綾瀬はるか
- 関水美夜:石原さとみ
- 大迫雄大:阿部力
- 岩井荘助:武田真治
- 橘若菜:平山あや
- 西野宗広:石井正則
- 真木雪人:大野拓朗
- 渕佐和子:片平なぎさ
- 安東吉也:北大路欣
あらすじ
時給11万2,000円という怪しい求人広告を見て、暗鬼館へと集まった男女10人。仕事内容は24時間監視されながら7日間を過ごすこと。そして、個室にはそれぞれ異なる凶器が置かれ、何も起きずに7日間経過するか、生存者が2名になるまで暗鬼館に残らなければならない。しかし早速2日目に銃殺による死者が出てしまい、彼らは疑心暗鬼に陥っていく。
ゲームのルール
・暗鬼館で7日間、24時間監視の元生活をする。
・夜の10時以降は自分の個室にいること。
・夜間部屋の外にいるところをガードに見つかると排除される。
・事件が発生したら解決しなければならない。
・解決をする人→探偵と言う。
・正しいかどうかは多数決で決める。
・犯人が決まったら、探偵は犯人の投獄を宣告する。
・実験終了は7日経過または生存者が2名になり実験不可能と判断した場合。
※条件を満たすとボーナス発生(報酬倍増)
・犯人ボーナス:他の参加者を殺害したものは、総額が2倍となる。
・探偵ボーナス: 殺人事件に対して、解決の場で正しい犯人を指摘したものは、総額が3倍となる。
・死体ボーナス:他の参加者に殺害されたものは総額が2倍となる。
感想(ネタバレあり)
個人評価:★★(2/5)
非現実的な空間で推理ゲーム・デスゲーム、
という設定にひかれて鑑賞。
ところがどっこい!推理はいったいどこへやら。
皆わけがわからない状態で施設に連れてこられて
あっという間に1人が死体で発見される。
でっち上げの適当な推理(笑)で一人が監獄行き。
その後も淡々と殺人が起こりますが、
誰一人としてトリックのある殺人をしない。
まぁ、殺人をしたい人が集まったわけではないから
仕方ないのだけれど。
極限状態になると、そんなに簡単に人を殺すものだろうか?
石原さとみさんが演じる美夜に関して、
食器を洗っているときにちょっとおしゃべりしただけで怖くなって…。
って、あなたの方が怖いです…!!!
そして皆、誰かを脅す際や話をまとめるときに
律儀に「私(僕)の武器はこれだ!!」
って紹介してくれるのなんなの!
行ってる暇があったらさっさとやっちまいな!!
あぁ…ほらやられちゃったじゃん…
殺人を決意した人の返り討ちが多すぎでした。
アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のように
インディアン人形が飾られ話出すまではとても良かったのですが、
パッとしない状態で淡々と話が進み、
だらだらと終わってしまったような印象でした。
邦画でよくある、盛り上がりに欠ける、
よく言えばマイペースな作品という感じです。
そしてエンディングで気になることが多すぎてモヤモヤ。
西野さんの不自然さ…。
心臓に1発なら、血痕廊下に落ちてるのって見つけて欲しいから…?
一生懸命見つからないように中腰で垂らしながら
棺桶のところまで向かったと思うと、ちょっとかわいいかも…笑
須和名さんだけ車で帰って他の人は送ってくれないの…
あ…お金…捨てちゃうの…
たくさんの視聴者に顔バレしている状態で
この後の生活どうなるんだろう…
なんて、どうでもいいところがちょっと気になってしました。
ところで藤原竜也さんは
カイジやバトルロワイヤルなど、
もしこんな世界があったら…的な作品が多い気がします。
しかも残虐というか、残酷というか。
で、どれも役そのものというよりは藤原竜也さんなんですよね。
どれも同じに見えてしまうのは
いいのか悪いのか…。
それに比べ、女性陣2名
綾瀬はるかさんと石原さとみさんは
いつもの印象とちょっと違う感じがして良かったです。
せっかくいいキャストが揃っているのに
色々もったいない感じがする映画でした。
この作品はネットフリックスで見ました
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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