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大人の方も学生の方も、その他皆様お疲れ様です。
春になると仕事の事情や、通いたい学校のためなど、
色々なご事情で引越しをする方もいるんじゃないでしょうか。
私はこれまでに何度か引越しをしていますが
引越しは環境が変わるので心機一転って感じで
大変ではありますが嫌いではないです♪
今回は引越した先のお家のお話。
Netflixオリジナル映画「オープンハウスへようこそ」の
あらすじ・感想・犯人考察を紹介していきたいと思います。
一言あらすじ:家庭の事情でオープンハウスに引っ越したら何かいるかも…
一言感想:展開が気になりすぎて最後まで見ちゃった…
映画詳細
- 監督
マット・エンジェル
スザンヌ・クゥート - 制作:アメリカ(2018年)
- 上映時間:94分
キャスト
- ディラン・ミネット
- ピアシー・ダルトン
- パトリシア・ベスユーン
- シャリフ・アトキンス
- アーロン・エイブラムス
- エドワード・オルソン
- ケイティ・ウォルダー
あらすじ
夜、買い物に出かけた少年ローガンと父。
交通事故に遭い父は亡くなってしまいます。
父は借金だけ残して去った為、今の家に住み続けることはできず。
残された母ナオミとローガンは、親戚が売りに出している物件に
「生計が落ち着くまで住んでいい」と言われ引っ越すことに。
売り物件ということで、日曜は家を解放し、不動産がお客さんを招き入れます。
その間鍵をあずけ、親子は家を出る約束です。
ローガンは”オープンハウス”に不信感を抱きます。
戸締りはするがロクに点検もせず帰る不動産。
そしてその夜、間違いなく充電器にさした携帯がなくなっている…?!
この後、次々と不思議なことが起こるのだった。
感想(ネタバレあり)
個人評価:★★★★(4/5)
※ネタバレ部分はお好みで、開いて見てください。
以前、Netflixオリジナル作品を初めて見たときに
想像していたものと全然違い衝撃を受けたのですが、
今回の作り込まれた構成、後味の悪さで評価高めです。
というのもすっきりしない終わり方
謎を残して後は自分で考えてくださいと投げやりな感じが好み!!!
以前紹介したミストのように後味の悪い作品、好きなんですよね〜。
ただ、この作品は
ほったらかしのネタがたくさんありすぎてもったいない!
新しい家に向かう途中の山中の車移動
電波が途切れてしまう携帯電話(ながら運転ダメですよ!)
電話を切って少し走ると人影が!!!
ぶつかった衝撃はなく、慌てて車を止めるも誰もいない…??
映画開始10分ほどでのトラブル、突然人が消えるってことで
これは霊的な何か?!完全なホラー?!期待できそう!
と、見入っちゃいました。
そしてその後も度々起こる怪奇現象。
携帯がなくなり、自室に置いたシリアルが
勝手にリビングに移動している…?!何か…いる??
部屋を探ると地下から変な物音が!
絶対何か起こると思ったところでしっかり脅かしてくれました。
そして母の叫び声!!めっちゃびびった!!
ネタバレ①を表示
怪しい登場人物
決して多くはない登場人物たち。
登場人物みんな怪しすぎる。
そのため用心深く見てしまい、すごく疲れました(笑)
マーサ
まずスーパーで突然現れる、夫を亡くしたと言うおばさんマーサ。
貸してくれる家のご近所さんってことで、たくさん出て来ます。
そしてよくわからない発言・行動が多発!!
■家に着いた瞬間電話がかけて来る
(帰って来たの見てたの…?!ストーカー?!)
■夜中に出会ったら誰なの?!うちの庭で何してるの?!と発狂
(記憶喪失?認知症?ローガンもおもわず「大丈夫ですか?」と困惑)
■バナナブレッドを持って来てくれた際、
「買い手がつくまでにもう一度来たかった」と意味深発言。
前にも来ていたの…??
■そして「夫が会いたがっていたわ」と。
ナオミもおもわず「亡くなったんじゃ…」と確認。
「そんなはずないでしょ、ありえない」とマーサ。
(もう言ってること無茶苦茶やん…)
■いろんなところでばったりであう。
(果たしてばったりなのかどうかも疑わしい、昼間も夜中も関係なくウロウロしている、いかにも不審者)
ネタバレ②マーサ表示
不動産屋の若い人
そして不動産屋の若い人の不審な行動。
逃げるようにさる不動産屋の姿をみて
ローガンは「オープンハウス」への不信感を抱きます。
チョイ役なんですけど、怪しさ満点。
後々思ったのですが、一人で戸締りしているときに
何かを見てしまって慌てて逃げたのでは…??
洋服店の店員クリス
洋服店の店員クリス(ガタイのいい黒人男性)も怪しい。
「初対面ですよね」と気さくに話しかけるクリス。
小さな町だから初対面とすぐにわかり愛想よくはなしかけてくれる。
母にヤキモチを焼いたのかローガンは無愛想に「帰ろう」と話を遮る。
この段階ではまだ普通のいい人なんだけども、
後日外出から帰って来た際、家の前で中を覗くクリス。
めっちゃ怪しい。
「売り物件」と看板があった為除いたとのこと。
母ナオミが「不動産屋に連絡すれば案内してくれる」と伝えたところ
「ついでだから今見せてくれないか」
と図々しく上がりこむクリス。
ナオミは「自由に見て回って」と言うが
ほとんど知らない人をほったらかしにするのもどうなんでしょう。
警戒心なさすぎにもほどがある。
そして呼びかけていなかったから「帰ったんだろう」って、
海外ってそんなものなの?!
クリスのネタバレは、ネタバレ③結末で紹介。
ガス管を見に来た業者
今回一番怪しいと思った人がガス管を見に来た業者です。
家に来るなり「ガス管は地下室ですよね、前にも来たことある」と
あっさり地下の作業場へ。
作業後、ナオミに話しかける作業員。
地下室の給湯器の側に携帯を見つけ「探していたでしょ」と渡してくれる。
結末
まず、なんどもかわいそうなのがお母さん…。
ナオミはシャワーを浴びるたびにお湯を水にされ
バスタオル1枚で地下まで降りて、ガス栓を入れ直して。
毎回こんな感じじゃシャワー浴びる気なくしそう…。
そしてなんどもサービスショットはいらないですっw
ローガンのときにしないって事はサービスショットを求めていたんでしょうか?
流石になんども起こると誰かいると疑う…事はなく…。
古いから故障かと思い業者を呼ぶ。そして息子を疑う。
女性のヒステリックな感じは国籍問わず苦手です(笑)
ネタバレ③結末を表示
結局どうなるの!と
謎の人影に関しての真相・行動のわけなどは一切明かしてくれないのが
この作品のいいところでもあり、悪いところでもあるかと思います。
答えがわからずひたすらモヤモヤだけが残る作品でした。
結果を求める人にとっては、
時間の無駄、つまんないってなっちゃうかもしれませんね。
ただ、きっとこれはここの伏線!なんて考察できるのは、
結果がわからない作品の醍醐味ではないでしょうか。
私はこの作品、好きでした。笑
お好みはおあるかと思いますが
複数人で考察(犯人探し)しながら見るのも面白いかと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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54:20ぐらいに出てくる業者の声が特徴的で、
ラスト、コンタクトを取って「ほら走れ!」の声で、吹替の場合ですが、
ドスの効いた同一声優(木村雅史)とハッキリ分かるため、
どこもかしこも犯人が分からないと言ってるのはむしろ不思議です
1:16:50、1:24:43ぐらいにも一瞬顔が映るし、終始でかい手の平が出てるのに
業者は「折れた指でこれを使え」とばかりにわざわざナイフを置いて去りますが、
水をかけて放置したり、コンタクトを外して逃がしたりする事からも、
すぐに殺すのではなく、いたぶって殺すのを楽しむサディストに見えました
「だからなんだよ?あ?」といえばまあそうなんですが…
声優さんにお詳しいのですね♪
私の場合は好きな声優さんでなければ判別がつかないので、すごいと思います!
コメントありがとうございます。