【インプット大全要約解説】重要なのは「量ではなく質」効率よく成長しよう!

私がyoutubeにあげている動画を、ブログにまとめました。

もし文字を読むのがめんどうでしたら、動画をみてください。

  • 勉強してるけど、なかなか覚えられない
  • 本を読んでも、なかなか記憶に残らない

こんなお悩みはありませんか?

もしかしたら、正しいインプットができていないのかもしれません。

今回は、樺沢紫苑(カバサワ シオン)さんの著書「インプット大全」です。

この本は、インプットに関するヒントがたくさん書かれていました。

そして この著書の本質は「インプットで大切なのは量ではなく質」ということでした。

また、以前に同じ著者で「アウトプット大全」を要約しました。

今回の「インプット大全」は「アウトプット大全」の続編のような扱いなので、まだ見ていないという方は、そちらを先に見た方がより理解が深まると思います。

アウトプット大全の記事はこちら

【アウトプット大全を解説要約】アウトプットをしなければ、成長はしない!
私がyoutubeにあげている動画を、ブログにまとめました。 もし文字を読むのがめんどうでしたら、動画をみてください。 今回紹介する本は樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」です。 この本のテーマは「アウトプットをしなければ、成長はしない」です

今回紹介する「インプット大全」のポイントは次のものです。

  1. なんとなく情報を見るのはNG   
  2. 不要な情報に目を向けない
  3. 人に教えるつもりでインプットをする
  4. 目標を明確に設定しておく
  5. アウトプットをしなくても記憶できる方法もある

それでは詳しい内容を見ていきましょう。

なんとなく情報を見るのはNG   

ニュース・ネット・SNS・youtubeなどからたくさんの情報を得ることができます。

むしろ溢れかえっているほどです。

ここで絶対にダメなのが次のような行為です。

  • なんとなく読む
  • なんとなく見る
  • なんとなく聞く

著者の樺沢さんは175人がいるセミナー内で、このような調査を行いました。

「ここ一週間で見たニュースや情報で覚えていることを全て1分で書き出してみてください。」

その結果、平均3.9個

そして、3個以下の人が全体の約半分を占めていたのです。

毎日たくさんの情報に接していますが、そのほとんどは忘れてしまっているのです。

樺沢先生曰く、日常の情報は3%しか記憶に残らないといいます。 

仮に毎日20個の情報を見ているとすれば、1週間で140個もの情報とふれています。

しかし、そのうち記憶に残っているのはたった4個です。

他の97%は1週間で忘れてしまうということになります。

それではもったいないので、日ごろから情報を注意深くみることです。

たったのそれだけで何十倍ものインプットをすることができます。

インプットの質を高めることで、記憶にのこりやすくなるのです。

インプットにおいて大事なのは、量よりも質なのです。

 

また日常でもそうですが、本を読む場合にも活かすことができます。

大した学びの得られない密度の薄い本。

非常に気づきと学びの多い密度の濃い本。

密度の薄い本を10冊読む人よりも、密度の濃い本を一冊読む人の方が成長が大きいです。

そして密度の濃い本を2冊読む人よりも、3冊読む人の方が当然ながら学びは多いです。

 

インプットはまず質を確保する。

その上で量をふやしていくようにしましょう。

不要な情報に目を向けない

TwitterやYouTubeをみていると気が付くのですが、とてつもない量の情報が簡単に見ることができます。

その中には、貴重なものからゴミのようなものまで多岐にわたります。

ほとんどの人は情報の選別をしませんが、自分にとって本当に必要な情報を知識に狙いを定めることが重要です。

そうすることで、重要な情報だけを記憶に残すことができます。

そもそも必要のない情報は見ない、

つまり情報を捨てる努力が必要なのです。

反対に、自分にとって大切な情報を選んでインプットするには、興味関心があることをすぐに答えられることが重要です。

カクテルパーティー効果というものをご存知でしょうか?

これは、パーティー会場のようなざわざわと騒がしい中でも、自分の名前や興味がある話題を自然に聞き取ることができる現象のことをいいます。

このように興味関心のアンテナを立てて置くだけで、脳は膨大な情報の中から全自動で必要な情報をピックアップしてくれるようになるのです。

人に教えるつもりでインプットをする

インプットするとき、つまり情報を見たり聞いたりしたとき、その内容を人に説明できるようになると意識するのです。

ロンドン大学である研究をしました。

2つのグループにわけ、制限時間を設け、簡単な暗記をしてもらいます。

片方のグループには「時間経過後にテストをします」と伝えました。

もう一つのグループには、「時間経過後に暗記した内容を他の人に教えてもらいます」と伝えました。

その結果、より暗記できたグループは「ほかの人に教えてもらいます」と伝えたグループでした。

テストをすることもアウトプットですが、人に教えるというのは、集中力アップや脳がよい緊張状態になり、脳内物質のノルアドレナリンが分泌されることがわかったのです。

このノルアドレナリンによって、集中力や記憶力思考力が高まります。

そして人に教えるということを前提にインプットをすると、記憶に残りやすくなります。

ちなみに以前の「アウトプット大全」でも紹介したことですが、インプットをして2週間で3回以上のアウトプットをすることで、その内容はより記憶に残りやすくなります。

例えば、本を読むときに「友達に本の内容を教えるぞー!」と意気込んで終わるのではなく、実際にアウトプット つまり友達に本の内容を教えるべきです。

これが、最も効率的といえるでしょう。

ちなみに私も、この効果を身をもって実感しています。

というのもYouTubeやブログに書籍の要約動画を投稿するようになってから、本の内容をしっかり覚えているのです。

学生時代になんとなくで本を読んでいたころよりも、明らかに記憶に残っていることをヒシヒシと感じます。

私のようにYouTubeに動画を投稿をするというアウトプット方法もありますが、TwitterなどのSNSに感想をツイートするというアウトプットでも問題ありません。

アウトプットを前提としたインプットあなたもぜひやってみましょう。

目標を明確に設定しておく

インプットをする前段階で必要なことの1つとして、目標を明確に設定しておくということがあります。

インプットの前に必ず方向性とゴールを設定するのです。

例えば、英語を学ぶことをみていきましょう。

なんとなくグローバルな世の中だし、将来役に立つかもしれないから…。

こういう風に学んでいても、学んでいてもインプット効率は上がりません。

一番やってはいけない勉強方法です。

 

具体的に TOEIC で何点以上をいつまでにとると目標設定をする。

これをするだけでも、インプット効率はかなり上がります

ワーキングホリデーでオーストラリアに行きたい。

そのためには TOEIC で450点あれば何とかなりそう!

期限は2023年10月までというふうに具体的に設定します。

 

このように方向性が決まれば、どんなテキストを買うのか。

そして週に何時間勉強が必要なのかが見えてきます。

目標設定がないインプットは、どこに向かっていいか分からないため、インプットの精度が落ちてしまいます。

注意しましょう。

アウトプットをしなくても記憶できる方法もある

先ほど少しでてきましたが、2週間以内に3回以上アウトプットしないと記憶に残らない。

しかし例外として、アウトプットをしなくても記憶できる方法があります。

それは感情が刺激されるようなインプットをしたときです。

喜怒哀楽が伴う記憶法です。これが圧倒的に記憶に残ります。

例えば、あなたも小学生の時に国語の授業で読んだ教科書の内容なんてほとんど覚えてないはずです。

でも小学生の時ワクワクしながら読んだ漫画の内容は覚えていませんか?

人は感情が動く時アドレナリンやドーパミンなど、複数の脳内物質が出て記憶を増強する作用があります。

日常でのやり方としては、読みたいと思った本はすぐに読む!

気持ちが強いうちに読めるので、そのぶん脳内物質が分泌され、インプット効率が上がります。

まとめ

最後にこの動画のまとめです。

  1. なんとなく情報を見るのはNG   
  2. 不要な情報に目を向けない
  3. 人に教えるつもりでインプットをする
  4. 目標を明確に設定しておく
  5. アウトプットをしなくても記憶できる方法もある

毎月たくさん本を読んだり、インプットにはげむ方は多いですが、実は正しいインプットかできている人は非常に少ないです。

インプットで大切なのは「量ではなく質」

情報をなんとなくインプットするのはNG。

日ごろから必要な情報だけをひろっていきましょう。

そしてインプットするときは、アウトプットすることを前提にしておきましょう。

さらに何を目指しているか、何のためのインプットなのかを取り組む前にはっきりさせることを意識してみましょう。

 

他にも具体的な方法がありますが、この本に書いてある内容を全て実践すれば、従来3%だった情報吸収率は90%以上に高まります

インプットの効率が従来の30倍ってすごいですね。

この効率性を知る人と知らない人を比べると、1日で30日分の差があります。

まるで精神と時の部屋…。

社会人の人はもちろんのことですが、受験を控えた学生の方にも絶対に知っておいてほしい内容でした。

今回紹介したことは、あなたがちょっと意識するだけで、この瞬間からインプットの精度を高めることができるので、あなたもぜひやってみてください。

インプットの精度を高めることが一番重要というテーマでした。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

またお越しください。

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