アナベル 死霊館の人形(2014)実話?簡単にストーリーまとめました

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ホラー映画の王道といわれる「アナベル」

あなたは観たことがありますか?

 

今回は「アナベル 死霊館の人形(2014)」のストーリーと

実話と言われる詳細についてお話したいと思います。

 

一言あらすじ:人形にやどった悪魔が目的のために付きまとう

アナベル 死霊館の人形(2014)のストーリー

事件の始まり

夫婦

 

1967年初期、カリフォルニア州のサンタモニカ。

 

妻のミアは第一子を身ごもっており、夫のジョンは研修医。

環境の変化から喧嘩をすることもあったが、2人は幸せな夫婦生活を送っていた。

 

ある日、ジョンはミアが探していたアンティーク人形をプレゼントする。

ミアはもらった人形を嬉しそうにコレクションの棚に並べた。

 

コレクション

 

その日の夜、ミアはお隣の家から叫び声を耳にした。

ジョンにそのことを伝えると、ジョンはすぐにお隣の家を確認しに行く。

出てきたジョンは血まみれで、ミアに警察へ通報するように言った。

ミアが電話で通報をしていると、強盗はジョンとミアの家にも入ってきた。

 

犯人は男女の2人組。

男は突然ミアを襲い、ミアはナイフで刺されてしまう。

すぐに駆け付けたジョンと男がもみ合いになり、そのすきに犯人の女は隣の部屋にたてこもった。

女はミアがもらったばかりの人形を抱いて自殺したようだった。

男は駆け付けた警官に射殺された。

幸いミアと赤ちゃんは助かったのだった。

 

見えない何かがいる

事件があった翌日から、夜中にミシンが勝手に動き出したり、アナベルが手にした人形が勝手に移動していたり、テレビが故障したりと様々な現象が起こった。

ミアは不気味に思い、ジョンに人形を捨てるようにお願いした。

 

ゴミ箱

 

後日、警察が家にやってきた。

調べによると、犯人はお隣夫妻の娘アナベルとその恋人であることが判明。

この2人は悪魔を崇拝するカルト教団に所属。

何らかの儀式のための殺人だったのではないかと思われた。

 

ある日、ジョンが研修会議のため、家を空けることになった。

ジョンを見送ったあと、ミアはミシンで作業をしながら、テレビを見ていた。

テレビに気を取られ、ミシンで指を怪我してしまうミア。

 

手を洗い作業に戻ったところで部屋が焦げ臭いことに気付く。

キッチンへ向かうと、そこはすでに火の海だった。

コンロのスイッチが勝手に入っており、熱され過ぎたポップコーンが発火したのだ。

 

火事

 

ミアは急いで逃げようとするも、つまづいて転んでしまう。

這いずって逃げようとしたところ、見えない何かに足を引っ張られた。

直後、異変を察した近所の人達が来てくれたため、なんとか助かったのだった。

 

赤ちゃんと新しい住まい

知らせを聞き慌てて病院に来たジョン。

謝るジョンにミアは優しく「後ろを見て」といった。

振り返ると看護師が産まれた赤ん坊を連れてきた。

すでに出産を終えた後だった。

喜ぶジョンに申し訳なさそうに、ミアは子供を連れてあの家に帰りたくないと言うため、ジョンは引っ越しを決意。

 

赤ちゃん

 

夫婦はカリフォルニア州のパサデナに引っ越した。

子供も順調に成長し恐怖は去ったかに思われた。

引っ越しの荷ほどきをしていると、捨てたはずの《あの人形》が箱から出てきた。

ジョンは「確かに捨てたはず、捨ててくるよ」と言う。

しかしミアは「プレゼントだから」と人形を棚に飾った。

 

後日、赤ん坊を連れて散歩へ出たミア。

アパートメントの階段で幼い兄妹と出会う。

兄は母の言いつけを守り、知らない人(ミア)と話そうとはしなかった。

妹は兄のかたくなな態度にうんざりしている様子で、少しだけ会話をしてくれた。

その場を後にし、ベービーカーを押して外に出る。

 

エブリン

 

通りかかった書店の前で、書店員のエブリンに声をかけられる。

アパートの新人さんということで気にかけてくれていたようだ。

エブリンと挨拶をかわし、その日は家に帰った。

 

その帰り、アパートの階段でミアと赤ちゃんの絵が落ちていた。

絵は何枚もあり、ミアと赤ちゃんの絵は紙芝居のように、事故にあうように描かれていた。

 

イラスト

 

兄妹がいやがらせに描いたと思い、ミアはジョンに相談。

幼稚な嫌がらせだから気にすることはないと言われてしまった。

 

恐怖の犯人

次の日の夜、ミアが1人で夕食を摂っていると、止めたはずのレコードが鳴り、開いている窓から見知らぬ女の子が飛び込んできた。

 

子供アナベル

 

女の子は家の中を走り回り、勝手にミシンを起動してミアに襲い掛かる。女の子はアナベルだった。

 

帰宅したジョンにそのことを話したミア。

夫婦は教会の神父へ相談に行ったところ、ポジティブに考えなさい、怯えていないで、強くなりなさい、と当たりまえなことを言うだけだった。

 

ジョンが夜勤でいない日の夜。

ミアは赤ちゃんをベッドに寝かしつけ、アパートの地下にあるごみ捨て場へやってきた。

そこで赤ん坊の泣き声を聞き、ベビーカーを見つける。

中に血が付いた布が入っていたため、取ろうとしたところ、何者かに腕をつかまれてしまった。

その手は黒く人間の手ではなかった。

 

叫びながらもエレベーターへ逃げこみ、上の階に戻ろうとする。

ふと、つかまれた腕に目をやると、印のような傷跡がついていた。

 

傷跡

 

エレベーターの到着音に安堵し前を見た途端、すぐに絶望に代わる。

上階のボタンを押したはずなのに、先ほど逃げてきた地下の景色が広がっていた。

もう一度、もう一度、と上階のボタンを押し、扉を閉じたが、何度繰り返しても、扉の向こう側は、地下の景色が広がっていた。

 

ミアはエレベーターをあきらめ、階段で逃げることにした。

何かが後ろを追いかけてきているのを感じながらも、必死で階段を駆け上り、なんとか自宅へと戻った。

 

悪魔を崇拝する教団

翌日、腕についていた傷はなくなっていた。

ミアは以前訪ねてきた刑事を家に招き、詳細を教えてほしい、と頼んだ。

刑事は語る。

犯人の2人は、何かを呼び出すため、まじないをしていた。

いかれた連中で、薬でも使用していたんだろう、ということだった。

おかしな幻覚を見ていたのが事件の真相だと語った。

 

ミアは納得がいかず、事件当時の写真を見せてもらい、ミアの腕につけられた印が、自殺したアナベルの横にも描かれていたことに気付く。

 

アナベル女

 

教団の名前は「羊の使徒たち」と名乗っていたようだった。

 

ミアはエブリンの書店へ向かい、悪魔に関する本を見ていた。

そこにエブリンが声をかけてきた。

最初は読んでいる本のことを隠そうとしたミア。

しかし、エブリンはミアの嘘を見抜き、「特別な経験に偏見はない」と言い、進んで協力してくれた。

エブリンによると、カルト教団がまじないをして召喚するのは、悪魔だということだった。

 

いくつか悪魔の本を借り、書店から帰ろうとしたミア。

子供を抱いたまま鍵を地面に落としてしまう。

拾おうとした瞬間、誰かに名前を呼ばれた。

顔を上げると扉の窓にアナベルの姿が映る。

静かにベビーカーが動き出し、トラックとぶつかった。

 

奇しくも絵の通りに事故が起きてしまった。

幸いなことに、赤ちゃんは抱っこしていたので、怪我はなかった。

 

悪魔の目的

本

 

帰宅後、本を調べるミア。

悪魔の標的は心が弱っている人間。

餌食にする魂を探している。

まじないを実行するには、近親者と無垢な赤子の血を流す。

まじないはまだ完了していないようだった。

 

ミアと赤ちゃんが狙われていると知った直後、隣の部屋から不審な物音がしたため覗きに行くと、ミアはそのまま閉じ込められてしまう。

ドアの下から、もと居た部屋をのぞくと、赤ちゃんは本棚の前できょとんとして座っている。

 

覗く

 

途端に赤ちゃんを目がけて本が落ちてくる。

赤ちゃんを助けるため、ドアノブを壊し、部屋を出ることができたミア。

一目散に子供を抱き上げた。

そして異様な雰囲気に気付き、振り返ると《あの人形》がひとりで浮いていた。

後ろにはうっすらと悪魔のような影が現れていた。

原因はアナベルが死の間際に抱いていた《あの人形》だった。

 

うしろに

 

ジョンの帰宅後、神父を家に呼び、相談する。

神父は悪魔払い専門家の夫婦を紹介してくれるという。

その間、ひとまず神父が人形を預かってくれることになった。

しかし、人形を預かった神父は教会へ戻る寸前、協会の前まで来たところで、アナベルに襲われ、人形は奪われてしまった。

 

ジョンは病院で神父の容態を見守る。

その間、エブリンがミアと一緒に赤ちゃんの面倒を見てくれた。

 

意識の戻った神父は、ジョンに必死に訴える。

悪魔は人間が承諾しないと魂は奪えない。

そもそも赤ん坊は承諾できない。

悪魔は子供ではなくミアを狙っていると気付いたのだった。

 

ジョンが自宅へ電話をかけるが、音声がみだれてミアには何も伝わらなかった。

悪魔の仕業で邪魔されて通話ができないのだ。

 

電話が切れた直後、ドンドンと激しいノックの音が聞こえた。

ドアを開けると、神父の姿をした男が立っていた。

 

「神は汝の罪を許したもう!」

 

いきなり神父の姿をした男は叫び、扉が閉まった。

あわてて赤ちゃんのもとに駆け寄るも姿はない。

エブリンが教会へ向かおうと言ったとたん、悪魔が姿を現した。

強大な力でエブリンを吹き飛ばしてしまった。

 

子供を隠され、怯えながらも赤ちゃんの泣き声に向かうミア。

天井には赤いクレヨンで書かれた奇怪な文字がいくつもあり、ベビーベッドには《あの人形》がいた。

 

窓が開く

 

恐怖のあまり、なんでもするから助けてと叫ぶミア。

すると窓に「your soul」あなたの魂と書かれていることに気付く。

ゆっくりと飛び込みをほのめかすように窓が開いた。

 

ミア自ら魂を渡すよう、悪魔に誘導されている。

子供を助けるためには、ミアの魂をささげる。

それしか赤ちゃんを救う手立てはない。

ミアは人形を胸に抱き、窓から身を投げようとする。

 

飛び降りる寸前で、ジョンとエブリンが部屋へ入ってきた。

ジョンはミアにほかの方法を探そうと諭すが、聞き入れようとしない。

 

エブリンは静かに人形を抱いて窓際に立っていた。

「赤ちゃんを救う、これが私の務め」

そう言って、身を投げたのだった。

 

人形の行方

ラストシーン

 

半年後、回復した神父に会うため教会へ来たミアとジョン。

子供も無事に戻り、おちついた様子だ。

エブリンの死後、人形は行方知れずになっていた。

 

悪魔は実態がないから滅ぼすことはできない。

次に人形が渡った先で対処できることを願い、夫婦は神父の元を後にした。

 

とある雑貨屋。

看護師をしている娘の母親が飾られていた人形を目にし、娘の誕生日プレゼントとして購入していった。

 

ケース

 

Annabelle now sits in a glass case inside

the artifact room of Ed and Lorraine Warren.

今、アナベル人形は、ウォーレン夫妻が経営する博物館のケースに収められ保管。

It is blessed by a priest twice a month.

月に2回、神父により清められている。

 

感想

★★★☆☆(3/5)

 

久々のホラー映画鑑賞でとてもワクワクして鑑賞。

実は「死霊館」の続編にあたるものとは知らずに鑑賞しました。

本作は死霊館に出てきた「アナベル人形」にスポットを当てて作成されたものだそうです。

よくわかっていないままで鑑賞となったのですが、案外問題ないようで、一つのホラー作品として楽しめました♪

 

洋画ホラーでありがちな音で驚かせる演出も、もちろんあるのですが、どちらかというとじわじわと近づいてくるようなホラー作品でした。

パラノーマルシリーズのように、だんだんと悪魔が近づいてくる、実体化していく感じがとても怖く感じました。

 

日本はドアの下の隙間ってあまりないですが、海外のドアは結構な隙間があるんですよね。

隣の部屋に閉じ込められてしまった時、ドアの下から赤ちゃんのいる部屋をのぞくシーンがありましたが、私がミアの立場なら、絶対覗けないわ。

トラウマになるレベルで人形が怖くなりました…。

 

それにしても、お母さんの赤ちゃんに対する執着がすごいなぁと思いました。子供を身ごもるって、本当に奇跡。

何カ月もお腹の中にいたら、自分の命と引き換えにできる者なのでしょうか…。

よく「目に入れても痛くないほどにかわいい」と言われますが、私にはまだ経験がなく、ヒステリーチックな女性が苦手なこともあり、ラストはちょっと見ていられなかった。

いつか子供を産んでから観たら、見え方が変わるかもしれませんね。

 

そしてエブリンですが、ただのお節介なおばさん、もしくはカルト教団の一員じゃないの?なんて途中は思っていました。

ところが、ただただいい人。過去に娘を亡くしたことに後悔しているだけのとてつもなくいいひとだった(´;ω;`)

ミアの代わりになれたことで少しでも報われていればいいなと思いました。

また他の「死霊館」作品も観ていきたいと思います。

 

アナベルは実話なのか

映画ではかなり怖い雰囲気の人形が使われていたアナベル人形。

呪いの人形は実在します。

しかし、映画とは反対にかわいらしいラガディ・アン人形です。

アナベルリアル

引用:http://karapaia.com/archives/52176479.html

 

映画「死霊館」「アナベル」の両作品とも実話に基づき作成されているそう。

映画「アナベル」のラストにも記載があったのですが、現在は悪魔払いを施されたうえで、ウォーレン夫妻の博物館に厳重に保管されている。

エド・ウォーレンは2006年に79歳で死去。ロレインは87歳の現在も調査と博物館の運営を続けているそうです。

 

アナベル人形の物語は、1970年、大学で看護学を学んでいた女性ドナが、誕生日にヴィンテージのラガディ・アン人形を母親からプレゼントされたことから始まります。

こちらのお話は別の作品で語られていることでしょう。

シリーズの別作品を見てまた感想や詳細をご紹介できればと思います。

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

またお越しください。

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