【魔女の宅急便】ストーリーまとめ 映画を見なくてもわかる【要約&感想】

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こんばんは、クジです。

 

ジブリ

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など、様々な声がTwitterなどのSNSで飛び交いました。

私は「千と千尋の神隠し」を見に行きたい♪

最近感染が拡大しているのでいつ見に行こうか迷っています…

 

今回は『魔女の宅急便』のストーリーと感想を紹介したいと思います。

 

もし文字を読むのがめんどうでしたら、動画版をご覧ください。

一言あらすじ:魔女のキキが知らない街で宅急便を始めます。

 

旅立ち

キキとラジオ

 

主人公キキは今夜が晴れの満月だと知り、「今夜家を出る」と両親に告げる。

魔女の子は13歳になったら家を出て、知らない町で1年暮らすというしきたりがあった。

 

夜、家族や友人に見送られて、黒ネコのジジと一緒に空へ飛び立つ。

しかし、天気予報ははずれ、突然の豪雨となった。

 

雨をしのぐため、貨物列車で一夜を過ごし、目を覚ますと…

時計塔のある港町のそばだった。

 

街中

 

街に入ったキキが高度を下げて飛んでいると交通事故を起こしかけてしまう。

 

お巡りさんに引き止められたが、「ドロボー!ドロボー!」と叫ぶ声にお巡りさんは急いで去っていった。

叫び声の主はトンボという少年だった。

 

トンボ

 

自転車で追いかけてきたトンボは「うまくやっただろ?」と気さくに話しかける。

しかし、なれなれしさに機嫌を損ねたキキは逃げるようにホウキにのって飛び去った。

 

大きな港町

美しい街並みの大きな港町。

 

13歳という年齢ではホテルに泊まることもできず、途方に暮れるキキ。

そこでパン屋のおソノさんと出会う。

子供連れのお客さんが赤ちゃんのおしゃぶりを忘れて帰ってしまったのだ。

 

キキはおソノさんに話しかけ、自分が届けると名乗り出た。

 

おそのさん

 

無事に忘れ物を届け、サインをもらってパン屋まで戻ったキキ。

おソノさんに気に入られ、2階の空き部屋を貸してもらえることになった。

 

初めてのお仕事

忘れものを届けたことをヒントに、街で宅急便を始めることを決めたキキ。

さっそくパン屋の常連さんから初めてのお仕事を任される。

 

初仕事

 

お届け物は鳥カゴ。

中にはジジにそっくりなぬいぐるみが入っていた。

 

空高くを飛ぶ鳥と同じ高さで、順調に目的地に向かっているように思えたが…

突然の強い風にあおられ、カゴの中のぬいぐるみを森の中に落としてしまった。

 

慌ててジジにぬいぐるみのふりをさせてカゴに入れ、お届け先に届ける。

そしてキキは急いでぬいぐるみを落とした森の中へ。

 

森の中を探していると一軒の小さな小屋があり、落としたぬいぐるみが飾られているのを見つけた。

 

ウルスラ

 

ぬいぐるみを拾ってくれた少女は画家のウルスラ。

 

事情を話し、ぬいぐるみを返してもらったが首の部分がほつれていた。

ウルスラはぬいぐるみを直す交換条件として、部屋の掃除をキキに任せた。

 

夜、修復できたぬいぐるみをもって、ジジの元に急ぐキキ。

 

お届け先の飼い犬ジェフの協力で、ジジとぬいぐるみを無事交換することができ、初めてのお仕事を何とか終えることができた。

 

飛行クラブのパーティ

後日、キキが店番をしていると、トンボがパーティの招待状をもってやってきた。

同じタイミングで宅配希望のお客さんがやって来る。

 

キキが返事をする前に、トンボは「6時に迎えに来るからそれまでに決めといて」と言い、去っていった。

 

パーティの招待状

 

おソノさんにパーティに誘われたこと、宅配の仕事が入ったことを告げ、大慌てで家を出た。

 

約束の時間に青い屋根の家に到着。

依頼者の老婦人はオーブンレンジの不調でニシンのパイが焼けずに困っていた。

 

ニシンのパイ

 

キキのせいではないからと、お届け物はなくなったが予定通りのお金を渡そうとする老婦人。

お金だけ受け取れないと思ったキキは、薪のオーブンで焼くことを提案した。

急いで準備をしてパイをオーブンへ。

 

あとは焼き上がりを待つだけとなり、お茶を出してもらい一息ついたところ、時計が10分遅れていることを老婦人に告げられ大急ぎで家を出ることに。

 

雨の中

 

途中、急な大雨に襲われるも何とか目的地に到着。

しかし、どしゃぶり雨の中届けたパイはあまり歓迎されなかった。

 

老婦人の孫は「私このパイ嫌いなのよね」とぶっきらぼうに告げ、家の中に入っていった。

 

落ち込んだ様子でパン屋に戻るキキ。

雨に濡れ、こんななりでは行けないからと2階の部屋に戻った。

 

コポリさん

みるくがゆ

 

翌日、雨のせいか疲労のせいか、高熱がでてしまうも、おソノさんの看病ですぐに回復。

 

元気になったキキはおソノさんから宅配の仕事を頼まれた。

おソノさんに「コポリさんに直接渡してほしい」といわれ、配達先に向かうと、コポリさんはトンボのことだった。

 

お届け物を渡した後、トンボは自慢の自転車で「飛行船を見に行こう」と誘う。

 

プロペラ自転車

 

自転車に乗り、ものすごいスピードで坂道を下る2人。

 

前からのトラックをよけようとして宙に浮く自転車。

そのまま道路を外れ、飛行船近くの芝生に転げ落ちるもけがはなく、2人は大笑い。

 

その後、飛行船を見ながら座り込んで話していると、車に乗ったトンボの友人たちが声をかけてきた。

トンボは「飛行船の中を一緒に見に行こう」とキキを誘ったが、キキは「仕事がある」と断った。

 

スランプ

キキは家に帰り、ジジに話かける。

 

ジジ

 

しかし、ジジは「ニャー」となくだけでいつものように話さない。

 

ジジの言葉がわからなくなったキキは魔法が弱くなっていることに気付く。

ホウキで飛ぶこともできなくなり宅急便はおやすみすることになった。

 

偶然にも落ち込むキキのもとにウルスラが訪ねてきた。

飛べなくなったことを打ち明けたところ、ウルスラは休みをもらって自分の小屋に泊まりに来るように誘う。

 

キキの絵

 

小屋には描きかけの大きな絵があり、それを見て感動するキキ。

 

「どうやって飛べたのかわからなくなっちゃった」

それを聞いたウルスラは

「ジタバタするしかない、それでもダメなら描くのをやめる、そのうち描きたくなる」とアドバイスをした。

 

飛びたい

翌日ウルスラの家を出たあと、老婦人に呼ばれて家にやってきた。

 

老婦人はキキのイラストが描かれたケーキを見せ、「これをキキという人に届けてほしい」と伝える。

先日とってもお世話になったからという言葉に感動するキキ。

 

ニュース

 

その直後、テレビから飛行船が強い風にあおられて飛ばされているというニュースが聞こえる。

 

飛行船につながる1本のロープに少年がしがみついたまま空に舞い上がっていく。

 

少年がトンボだと気付いたキキは慌てて家を飛び出した。

 

飛びたい

 

飛行船に向かう途中、おじいさんが持っていたデッキブラシを借り、空を飛ぶことができた。

 

なかなか思うように飛べないながらも飛行船を目指すキキ。

飛行船は風に流されて時計台にぶつかり、トンボは何とかロープにつかまっている状態だった。

 

キキはトンボに近づくが、なかなか手をつかめず、トンボはロープから手を放してしまう。

 

キャッチ

 

しかし地面ギリギリのところ、空中で手をつかみ、トンボは何とか助かった。

 

キキは相変わらずジジの言葉はわからないが、それでも元気に暮らしていることや少し自信がついたことをを手紙につづり、両親に報告したのだった。

 

元気です

 

以上、「魔女の宅急便」のストーリーまとめでした。

 

感想

魔女の宅急便

 

総合評価
★★★★☆(4/5)

 

今の子供たちはビデオを見たことはほとんどないのだろうな。

何度もビデオを巻き戻してみていたので、さまざまなセリフを鮮明に覚えています。

 

今回劇場公開された映画作品には残念ながら含まれなかったのですが、もし次回があるのならば、ぜひ加えてほしい作品です。

 

田舎に住む女の子が海のある街にあこがれて、一人と一匹で旅に出るお話。

なかなか13歳という年齢で家を出ることはないと思います。

そんな中で、自分でできることを見つけて仕事をはじめる、第一歩の踏み出し。

思い描いていた理想と現実の違いを体験して、ちょっとずつ大人になっていく様子がうかがえる作品でした。

 

都会にはたくさん人がいて、キキのことをよく思う人もいれば、なんとも思わない人もいる。

そもそも、他人に関心のある人なんて少ないのではないでしょうか。

ましてやおソノさんのように親切に世話を焼いてくれる人に出会えるのはとってもまれなこと。

小さな心使いと声をかける勇気から、絆は広がっていくんだなぁと、感じさせられます。

 

そして、今回まとめには登場させなかったのですが、おソノさんの旦那さんもなかなか味があって好きなキャラクターの一人です。

 

旦那さん

 

ジジにちょっとかっこいい所を見せようとしたり、

パンで作った看板をお店に飾り、まだまかまだかとワクワクしながらキキの帰りを待つ様子。

ガタイがよく、発言もほとんどないですが、優しさがにじみ出ているご主人でした。

 

  • 最近人のやさしさにふれていないひと
  • 新しい仕事を始めようかと考えているひと
  • ちょっと落ち込んでいる人

そしてまだ見たことのない人はぜひ見ていただきたい作品です。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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