【13の理由】シーズン1でハンナが残したテープの内容を簡単にまとめてみた【ストーリー解説】

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こんばんは、クジです

今回は、まもなく最終章が公開されるネットフリックスオリジナルドラマ「13の理由・シーズン1」のテープの内容をメインにまとめていきたいと思います。

もし文字を読むのがめんどうでしたら、動画をみてください。

物語の始まり

リバティ高校に通う主人公「クレイ」
ある日クレイが学校から帰宅すると、玄関先に箱がおかれていた。

クレイ

クレイ

中身は7本のカセットテープ。
テープの音は、2週間前に自殺したクラスメート「ハンナ」の声だった。

なぜハンナの人生が終わったのか?
ハンナがこの世を去る決断をした「13の理由」を録音したもの。

クレイはハンナの声を聞くのがつらいと言いながらも親友トニーの励ましにより「真相」と向き合っていく。

 

カセット1:A面(Tape 1: Side A)

1人目ジャスティン・フォーリー

ジャスティン

ジャスティンは笑顔が素敵な人気者。

ホームパーティでジャスティンと出会い、笑顔に引かれたハンナ。

スクールバスで連絡先を交換し、夜の公園でキスをした。

キスをしただけ…。

しかし後日ジャスティンは、一枚の画像を仲間に見せ、キス以上のことをしたかのように振る舞う。

ハンナの下着の見えた画像が、クラス全員に拡散されたことで、噂がふくらみハンナは孤立したのだった。

カセット1:B面(Tape 1: Side B)

2人目は「ジェシカ・デイヴィス

ジェシカ

ジェシカはハンナと同じ転校生。
2人は次第に仲良くなり、モネというカフェがたまり場となる。

放課後モネに通う日々、ある日一人でいるアレックスを見つける。
2人はアレックスに声をかけ、3人で行動するようになった。

3人でモネで集まっていたが、次第にアレックスが来なくなる。

そしてジェシカも来なくなり、ハンナは独りになった。

ハンナの知らないところで、ジェシカとアレックスは付き合っていたのだ。

後日クラスで回された「アレックスのリスト」により、ジェシカとアレックスは別れてしまう。
リストを見たジェシカは、ハンナとアレックスが付き合っていると勘違い。

ハンナは身に覚えのない理由で親友が離れてしまった。

■カセット2:A面(tape2:sideA)

3人目「アレックス・スタンダール

アレックス

友情は永遠というのは嘘。
アレックスはジェシカと付き合っていた事を黙ってた。

ハンナが2人が付き合ってると気付いた時は、すでに別れたあとだった。

そしてアレックスが書いた「リスト」
リストに書かれていたのは体の部位と女の子の名前。

「最高のケツ」という項目にはハンナの名前があった。

この「リスト」が原因で、男子から、すれ違いざまに触られるなどのいやがらせを受ける。

カセット2:B面

4人目「タイラー・ダウン」

タイラー

ハンナにはストーカーがいた。
シャッターを切る音と視線に気付くハンナ。

学校で隣の席のコートニーに相談したところ、熊用のライトでストーカーを撃退する計画を立て、ハンナの家に泊まることになる。

その夜お酒を飲んで酔っ払い、コートニーとふざけてキスをする。

その瞬間、カメラに取られたことに気付き、ハンナがライトを当てるとタイラーがいたのだ。

タイラーはいつもカメラを持っていて、イベントでは好んで写真を撮っていた。

そんなタイラーはハンナに好意を寄せていた。

後日、写真がばらまかれることを恐れ、タイラーにすべてのデータを渡すように指示。

データは受け取りその場を去る。

しかし、コートニーが泣きながらハンナの元にやってきた。

顔は映っていないが、すでに画像はクラスの半数に送られていたのだった。

カセット3:A面tape3:sideA

5人目「コートニー・クリムゼン

コートニー

みんなにやさしいかわいい女の子

コートニーには秘密があった

キスの写真がクラスに出回ったあと

ハンナとコートニーの仲は気まずくなっていた。

気まずい関係を打開するべく、コートニーに話しかけ、学校のダンスパーティに出席することに。

そこで悲劇が起きる。

写真の正体が、ハンナとコートニーだということがばれていたのだ。

コートニーは自分が同性愛者だということがバレないように…。

 

自分の保身のためにハンナが誘った」と嘘の情報を流してしまう。

カセット3:B面

6人目は「マーカス・コール

マーカス

アンケート用紙に丸をつけると、運命の人を教えてくれるバレンタインの相性テストが流行。

ハンナも参加したが結果は予想や希望とは全く違った。

そんな時マーカスから電話がかかってくる。

マーカスの相性1位はハンナだったから、食事をしようと誘われOKした。

待ち合わせのファミレスに行くが、マーカスは1時間以上の遅刻。

あげく友人を連れてやってきたのだ。

友人たちは少し離れた席に座り、2人をにやにやと見ている。

最初はマーカスと仲良く話していたが、マーカスはハンナの隣に座り直し、ハンナの足を嫌らしく触る。

「やめて!」とわマーカスを拒否すると、マーカスはハンナに罵声を浴びせ、友人たちをひきつれその場を去った。

ハンナがファミレスで泣き崩れていたとき、マーカスの友人の1人が戻ってきてそっと向かいの席に座る。

落ち込むハンナに優しく声をかけるザック。

マーカスのしたことを謝りハンナを慰めた。

カセット4:A面

コミュニケーションの授業では「誉め言葉の袋」が用意され、メッセージを書いて用意された袋の中に入れるということをしていた。

ハンナの袋には、ウサギのイラストが書かれた紙が入っていた。

孤立していたハンナにとってはうれしいものだった。

7人目は「ザック・デンプシー」

ザック

バレンタインデーの後日、食堂で1人でご飯を食べていたハンナに声をかける。

ハンナのデートの相手が自分だったらよかった。

お尻が目当てでも、友人の指金でもないとハンナに話すが、ハンナは疑心暗鬼になっていてザックを冷たく突き放す。

ハンナの態度に腹を立てたザックは、ハンナあての「誉め言葉の袋」からメッセージを抜きとるのだった。

ザックがとっていると気付いたハンナは、次のようなことをメモに書き自分の袋の中に入れた。

  • 普段孤独を感じていること
  • 人生がつらいこと
  • メモでさえ大事であること

ハンナの思惑通りザックは手紙を読んだが、廊下に捨ててしまい、それを見たハンナはさらに孤独を感じるのだった。

■カセット4:B面

ハンナは詩の創作クラブに誘われ参加。

そこにはライアンの姿があった。

8人目「ライアン・シェイヴァー」

ライアン

ライアンは学校で流行った「リスト」を校内新聞に載せた人物。

最初はリストのことでライアンを敵視するが、ライアンの詩を聞き魅了される。

それからライアンのサポートを受けながら詩を書き始める。

ハンナの気持ちをつづった詩をライアンは高く評価する。

秘密にしたい」というハンナの意見を聞かず、校内新聞に載せたのだ。

筆跡等からすぐにハンナが書いたとみんなにばれてしまい、再びハンナはクラスの話題になってしまうのだった。

カセット5:A面 tape  5 : side  A

ここまでで悲しい思いをしてきたハンナは、過去を忘れたい気持ちから髪の毛をバッサリ切り気分転換。

ハンナ

クレイからパーティに誘われ一度は断るも、自分から出向いたハンナ。

頑張って楽しもうと平静を装う。

しかしパーティへの参加が

ハンナを追い込むことに…

パーティで3つの最悪の出来事が起こる

 

一つ目の出来事

お酒に酔ってしまったハンナは、人気のない部屋で休んでいたところ、ジェシカとジェシカの新しい彼氏ジャスティンが部屋に入ってくる。

ジェシカはそのままベットで眠ってしまう。

ジャスティンが部屋を出ていき、入れ違いで入ってきたのはブライス。

ジェシカは酔っていて抵抗できず、そのままブライスに暴行を受けてしまう。

とっさに隠れてしまったハンナ。
9人目は「ハンナ・ベイカー」

なにも出来なかったことを悔やむのだった。

カセット5:B面

パーティで落ち込みぐったりしているハンナを気遣うシェリ。

10人目「シェリ・ホランド」

シェリ

チアリーダー部員で側転を軽々しくやって見せる。

「これができる、酔っていないから」と、ハンナをパーティーから連れ出してくれた。

帰り道、シェリは不注意で一時停止の標識に衝突し倒してしまう。

警察に通報するよう勧めるハンナ。

しかしシェリは親に怒られることにおびえ、ハンナをその場において走り去ってしまう。

携帯の電池がなくなってしまったハンナは、すぐに通報することが出来なかった。

お店に入り携帯を借りて通報すると、すでに別の人が通報した後だった。

一時停止の標識を倒した場所で、衝突事故が起きていたからだ。

そして運転していたクレイの友人ジェフがその事故で亡くなってしまった。

自分がこの世をさらに悪い場所にしたとハンナは後悔した。

これが2つめの出来事

■カセット6:A面

11人目は「クレイ・ジェンセン」

クレイ

親友ジェフの勧めでクレイはハンナに話しかける。

普段パーティの参加は好ましくないクレイとハンナ。

パーティで騒がしくする仲間たちから逃れるように2階の部屋に。

次第にいい雰囲気になった2人はキスをした

そしてその先に進もうとしたところ、これまでの男たちの態度や噂話がフラッシュバックして、ハンナはクレイを拒否してしまう。

そして部屋から追い出した。

これが3つめの出来事

本当は出て行ってほしくなかった。

ハンナにとってクレイは特別、優しくて親切。

そして13の理由にクレイは入るべきではない。

ハンナはどうしてあの時拒否したのかを聞いてほしくて、テープに残したのだった。

カセット6:B面 tape  6 : side  B

ハンナにとって人生最悪の話。

ドラックストアを経営するハンナの両親は、経営難でよく口喧嘩をしていた。

ベイカー夫妻

2人の間に割って入り、ハンナがお店の売上を入金しに行くことになった。

ところがハンナは車の上にお金を載せたまま走り出し、お金をなくしてしまった。

正直に親に話したところ、母親はかんしゃくをおこしハンナは信用を失ってしまう。

自分はいないほうがいいと思うようになった。

眠れず夜道を散歩しているとブライスの家にたどり着く。

パーティの誘惑に引き寄せられ参加することに。

そしてジェシカの誘いで「みんなもそうだから」という理由で下着姿でジャグジーに入る。

いい雰囲気になった男女たちは次々ジャグジーを出ていき。ハンナ1人がのこった・

そこにブライスがやってきた・

色目で見るブライスに危険を感じたハンナは帰ろうとする・

しかし、ブライスは嫌がるハンナをむりやり暴行したのだった。

12人目は「ブライス・ウォーカー

ブライス

この日家に帰ったハンナは、どうしてこんなことになったのかをリストにまとめ、ある決意をする。

カセット7:A面

トニーに機材を借り録音を始めるハンナ。

ジャスティンとジェシカには心を傷つけられた。

アレックス・タイラー・コートニー・マーカスには悪いうわさを広められ、ザックとライアンには心を砕かれた。

そしてブライスにとどめを刺された。

12本のテープを撮り終え。
最後の望みをかけて人に話すことを選んだハンナ。

向かった場所は、カウンセリングルーム。

13人目は「ケビン・ポーター

ポーター

ポーター先生に涙を流しながら必死で悩みを伝える。

 

パーティで乱暴をされたことを含めすべてを打ち明けた。

しかし相手の名前を言わないハンナに、ポーター先生は何もできない事。

相手は数カ月で卒業だ、前に進めというアドバイスをした。

これでハンナの決意が固まった。

身の回りの物を整理しバスルームに向かい…

そして…ハンナは命を絶ったのだった。

残されたハンナの両親は、ハンナの真実を知るため学校との裁判を決意する。

残された者たちの新たな戦いが始まるのだ…。

 

以上「13の理由・シーズン1」のストーリーまとめでした。

 

感想

1人の少女の一生について語られたテープ、とても考えさせられる内容でした。

学校での噂話や人の視線がリアル。

そして、ここまでLGBT、人種差別、ドラッグや隠ぺい、自殺などの社会問題を大きく取り上げている作品はほかにはないと思いました。

 

当たり前に持っているスマートフォンでの画像の拡散も、今では簡単に起きてしまうことなので、送信する人は画像を送ることで相手を気付つけないか一歩止まって考えてほしい。

 

今話題になっているSNSでの誹謗中傷も、口にする人が相手の気持ちを考えて発信するように気を付ければ起こらないことですが…。

どこからが誹謗中傷か、Aさんは平気だけどBさんは泣いてしまうなど、人間にはみーんなそれぞれ感じ方の違いがあるので難しいですね。

 

ほんとうにどうしようもなく落ち込んでしまった時、鬱などになってしまうと、「相談する」ということも思いつかなくなってしまいます。

なんだか様子がおかしいと、誰かが気付くことができたら、悲しい事件はもっと減るかもしれないですね。

 

ここまで社会問題をたくさん取り上げた作品は、テレビドラマやアニメではなく、Netflixオリジナルだからこそできた表現だと思いました。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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